
赤福五十鈴川店(伊勢市宇治浦田)ののれんが現在、ピンク色になっている。
春の桜が咲く季節になると五十鈴川一帯に咲く桜を愛(め)でようと毎年、赤福や「おかげ横丁」(宇治中之切町)を経営する伊勢福らで実行委員会を組織し、「五十鈴川桜まつり」を開催している。団子や甘酒、弁当などの屋台を出したり、期間限定の飲食メニューを提供したりしながら、華やかな雰囲気を作り上げ、夜にはライトアップも行い、一帯を演出する。
伊勢市内にある赤福の実店舗は、本店(宇治中之切町)を含め7店舗、駅の売店を入れると10店舗で主力商品の「赤福餅」を販売。通常、7店舗には「名物あかふく」と文字が染められた黒色ののれんが掛けられている。ピンク色ののれんは五十鈴川店のみで、「五十鈴川桜まつり」開催期間中だけ掛ける。
同社広報担当者は「桜色ののれんは昨年から『五十鈴川桜まつり』の開催期間中に掛け、今年で2回目。昨年は3月16日~4月15日の約1カ月間掛けた。今年は3月28日から掛け、桜の開花状況に合わせて、桜まつりの開催期間も前後するが、今年は桜色ののれんを掛ける期間が長くなりそうな予感」と説明する。
同社は、「季(とき)の羊羹(ようかん) 桜」(500円)、「招福ねこ最中 桜」(700円)、「五十鈴川の桜どらやき」(2個入り=700円、3個入り=1,000円)などを期間限定販売する。
ライトアップは日没から21時まで。4月6日まで。