
伊勢出身・三宅淳詞選手、スーパーフォーミュラ第3・4戦に出場
伊勢市在住のレーシングドライバー三宅淳詞選手が4月19日・20日、モビリティリゾートもてぎ(1周4.801キロ)で行われた国内4輪最高峰レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」第3・4戦に出場した。
現役ドライバーでもある塚越広大さんを監督に、「TEAM MUGEN」で2021年、2022年にシリーズチャンピオンを獲得した野尻智紀選手のマシンを担当した一瀬俊浩さんがエンジニアに加わり新体制で挑むチーム「ThreeBond Racing(スリーボンドレーシング)」。三宅選手は昨年に引き続き同チームのドライバーを担当する。
2月の合同テストではまずまずのスピードを残し期待されたが、1・2戦の鈴鹿大会はノーポイント。3・4戦の予選レースでは共にQ2進出できず、決勝レースも第3戦では17位、第4戦では1周目1コーナーで曲がりきれなかったKDDI TGMGP TGR-DCの平良響選手のマシンが三宅選手のマシンに接触。そのまま挽回しきれず18位と、今回もノーポイントに終わった。
一瀬さんは「土曜のレースではOTS(オーバーテイクシステム)が使えないというトラブルが発生。防戦一方になってしまった。日曜のレースはもらい事故で勝負権を失った。予選も決勝も速さを引き出せなかった。改善し次につなげていきたい」と話す。
三宅選手は「何もいいところなく終わった。速さが全く足りない、原因を早く見つけないといけない。次の大会に向けて諦めず頑張ります。応援ありがとうございました」とコメントを残す。
次戦の第5・6戦は5月17日・18日、オートポリスで行われる。