
おかげ横丁(伊勢市宇治中之切町)一帯をライトアップするイベント「灯りのまつり」が10月11日から始まった。
伊勢・おかげ横丁一帯がライトアップ 1500個のちょうちんが町並み彩る
伊勢神宮の秋の祭典「神嘗祭(かんなめさい)」と「新嘗祭(にいなめさい)」を奉祝し、五穀豊穣(ほうじょう)、無病息災を祈願し感謝するイベントとして、今年から初めて約1500個のちょうちんに灯をともす。
午前には、五穀(米・麦・アワ・キビ・豆)を手にした袿(うちき)姿の少女らを先頭に、おかげ横丁に出店する事業者らが奉納物を携えて、伊勢神宮まで歩いて奉納する行事「神宮奉納行列」が行われた。17時50分から「神恩太鼓」の演奏が行われた後、18時にタレントの秋野暢子さんによって点灯式が行われ、おかげ横丁一帯がちょうちんの赤や白の色で彩られた。
11月9日までの期間、名前を入れたちょうちんを掲げてくれる人を募集している。赤いちょうちんの短冊に名前を記入する「奉祝提灯 名入れ」(3,000円)、白いちょうちんに絵付け、短冊に名前を記入する「奉祝提灯 絵付け」(5,000円)。オリジナル手ぬぐい付き。受付は、平日「伊勢路栽苑‘、土曜日曜祝日は「かみしばい広場」。
「灯りのまつり」期間中の10月25日・26日には全国から和太鼓奏者が集まる「神恩感謝 日本太鼓祭」、11月3日には音楽イベント「伊勢おかげ嬉楽祭」、11月23日には新酒を楽しむ「神恩感謝 三重新酒祭」が開催される予定。
ちょうちんの点灯は11月24日までの期間、17時~20時(10月20日~23日は19時まで)。