「二見夫婦岩と月と富士山」の撮影に成功-志摩市在住のカメラマン

「二見夫婦岩と月と富士山」の撮影に成功-志摩市在住のカメラマン(撮影:結城勇さん)

「二見夫婦岩と月と富士山」の撮影に成功-志摩市在住のカメラマン(撮影:結城勇さん)

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 志摩市在住アマチュアカメラマンの結城勇さんが12月11日、興玉(おきたま)神社(伊勢市二見町)の夫婦(めおと)岩の中央に月と富士山が重なった瞬間をカメラに収めた。同神社と富士山は直線距離で約201キロ。

12月11日の二見夫婦岩からの月と富士山の連続写真(4枚)

 夫婦岩の間から朝日が出るのは夏至を挟む4カ月間。夏至の日前後の数日間だけ朝日と富士山が重なる。月が夫婦岩の間から出るのは冬至を挟む4カ月間。夫婦岩の中央に月と富士山を重ねて撮影することは、天気がよく水平線上に雲がないことが必須の条件だが、「月」の撮影には月の満ち欠け、出る方位、周囲が暗くなることなど厳しい条件が課せられるため「朝日」よりも撮影が難しい。

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 結城さんは、満月で皆既月食だった前日10日にも同神社を訪れ、カメラを構えていた。きれいな満月は出たが、月の出時刻の16時25分ごろは水平線に雲があったため富士山と満月は重ならなかった。翌日も諦めずに同神社で撮影。17時17分ごろ真っ赤な十六夜(いざよい)の月が水平線から現れると、富士山頂のシルエットが月のバックライトでくっきりと浮かび上がった。17時19分ごろ、月の中にかたどった富士山のシルエットが次第に小さくなりなくなると月の明かりが煌々(こうこう)と夫婦岩に張られたしめ縄を潜って一筋の光となった。

 結城さんは「夫婦岩と月と富士山を重ねて撮ったのはこれまで1度だけあったが、前回はこんなにきれいに撮れなかった」と話す。

 「18歳のころ、アサヒペンタックスS3を購入したのがカメラを始めるきっかけ」と振り返る結城さん。カメラから遠ざかった時期もあるが、現在は伊勢志摩の朝日や夕日、伊勢神宮の祭りなどを撮影するためにファインダーをのぞいているという。

 同神社夫婦岩から出る次の月の出時刻は、来年1月7日=15時9分、8日=16時5分、9日=17時4分、10日=18時7分、11日=19時11分。

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