伊勢市出身の三宅淳詞選手が所属する日産ワークスチームが10月18日、オートポリス国際レーシングコース(1周=4.674キロ、大分県日田市)で行われたスーパーGT公式予選でトップタイムを叩き出し、三宅選手初の決勝レースでのポールポジションを獲得した。
三宅淳詞選手は、佐々木大樹選手「NISMO NDDP」スーパーGTポールポジション獲得
GTレースの国内最高峰レース「2025 AUTOBACS SUPER GT第7戦『AUTOPOLIS GT 3Hours RACE』」。三宅淳詞選手は、佐々木大樹選手と共に島田次郎監督率いる「NISMO NDDP(ニスモ・ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)」からGT500クラスにエントリー。マシンは、赤の「日産Z NISMO GT500」(No.3)。サクセスウエイトは17キロ。
霧雨から雨に変わりウェットコンディションとなった予選レース。予選Q1を担当した三宅選手は1分32秒638をマークし、トップと0.015秒差で2番に。雨脚がさらに強まり、ウェットタイヤで臨んだ予選Q2で、佐々木選手は1分39秒460でトップタイムに。2番手には同じチーム「NISMO」(No.23)の千代勝正選手が入った。佐々木選手は2年2カ月ぶり、三宅選手はGTレース初のポールポジションとなった。
三宅選手は「決勝レースも天気が不安定で難しいレースになると思うが、どんな場面でも強く戦えるように頑張ります」と意気込む。
決勝レースは、10月19日13時10分~。