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志摩・かつお節のいぶし小屋にタイの女性社長26人 だし文化に関心

志摩・かつお節のいぶし小屋にタイの女性社長26人 だし文化に関心

志摩・かつお節のいぶし小屋にタイの女性社長26人 だし文化に関心

 昔ながらの製法でかつお節を製造販売する「まるてん」(志摩市大王町)のカツオのいぶし小屋に2月4日、タイ人の女性社長26人が訪れた。

志摩市大王町波切のかつお節の製造工場「かつおの天ぱく」鰹いぶし小屋

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 同社は、かつお節を作るいぶし小屋で製造工程や伊勢神宮とかつお節の関係などを説明し、かつおだしだけで取った一番だしの試飲や土鍋で炊き上げたご飯の上に削りたてのかつお節をかけたご飯の試食など、一連の体験メニューを提供している。2016(平成28)年の伊勢志摩サミット前後に注目を集め、フレンチやイタリアンなどの外国のミシュランシェフや、日本で活躍する料理人などが多く訪れている。いぶし小屋は2024年に国の登録有形文化財に指定された。

 同社の天白幸明社長は「これまで、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、スウェーデン、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ブラジル、アジア各国など多くの外国人が日本のだし、うまみ、発酵食に興味を持ち当所を訪れてくれるようになった。外国人と日本人の比率は4対6」と説明する。

 今回のツアーを企画した「ワールドプロトラベル」(バンコク)のルンナパ・カンパヤさんは「天白のいぶし小屋に来ると、みんな喜んでもらえるので、三重県に来る時には必ず企画の中に入れている。2024年にバンコクにあるモンクット王工科大学の学生を案内した時も喜んでもらえた」と話す。

 今回のツアーは、タイで約8万部を発行するライフスタイル・ビジネス・ファッションを網羅した総合月刊誌「HOWE Magazine(ハウ・マガジン)」の創業者でオーナーのタナポーン・フッキアオさんが主催した。タナポーンさんは「みんなアロイ(タイ語でおいしい)と言って喜んでいた。私もタイにある日本食レストランで食べるだしやうまみが大好きなので、今回とても勉強になった」と話す。

 天白さんは「体験メニューは日本食のうまみについてしっかりと伝えることができるので、とてもありがたい。本物のかつおだしのうまみの奥深さを知らない日本人はまだまだいると思うので、海外の人だけでなく日本人にも体験してもらいたい」とも。

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