志摩市出身の北京パラリンピック(9月6日~17日開催)車いすバスケットボール女子日本代表選手の別当由香さんの激励会が6月10日、志摩市役所で開催された。
北京車いすバスケットボール女子に出場を決めている各チームは、Aグループ=イギリス、ドイツ、オーストラリア、アメリカ、ブラジル、Bグループ=オランダ、日本、カナダ、メキシコ、中国の合計10チーム。予選試合で日本チームは7日に中国、8日にメキシコ、9日にカナダ、10日にオランダと対戦し決勝トーナメントでチームを決定し優勝を目指す。
アメリカアトランタで6月1日~9日の期間開催されていた車いすバスケの国際試合「ルーズベルトカップ」に参加し、前日までアメリカにいた別当さんは「みんなに背中を押してもらって北京まで行くことができた。オリンピックやパラリンピックへの出場はスポーツ選手にとって最もあこがれるところで、それに参加できることは本当に幸せなこと。これまでも国際試合は何度も経験しているのでこれまでの経験を十分生かして頑張りたい」と話す。
アテネ大会での車いすバスケットボール女子の順位は、金=アメリカ、銀=オーストラリア、銅=カナダ、4位=ドイツ、5位=日本、6位=メキシコ、7位=オランダ、8位=イギリス。強豪チームのアメリカ、オーストラリア、ドイツはAグループで、Bグループの強豪チームはアテネ銅メダルのカナダ。「過去にカナダに勝ったこともあるのでメダルを狙っていきたい」(別当さん)と意気込みをみせる。
別当さんが専門員として活動するNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(鳥羽市鳥羽)の主催で6月22日にも壮行会を開催する。当日は、別当さんのバスケット練習風景や同センターでの活動をまとめたプロモーションビデオの上映会、応援スタンドに掲げる国旗への寄せ書きなども予定。開催時間は13時30分~14時45分。参加費は2,000円。
車いすバスケでパラリンピック出場(伊勢志摩経済新聞)別当さん所属車いすバスケチーム-北京目指して(伊勢志摩経済新聞)北京パラリンピック日本車椅子バスケットボール連盟伊勢志摩バリアフリーツアーセンター