国内最高峰の外洋ヨットレース「第49回パールレース」が7月25日正午、南伊勢町・五ヶ所湾口から神奈川県江の島(180マイル=約300キロ)を目指してスタートを切った。日本セーリング連盟、JSAF外洋東海、外洋湘南の共同主催。海上自衛隊の協力により多用途支援艦「えんしゅう」が本部船としてレースの安全を見守り伴走する。
国内最高峰の外洋ヨットレース「第49回パールレース」スタート!
同大会参加艇は、長崎から東京までのヨット36艇。中には琵琶湖から陸送しエントリーしたヨットも。Aコース(180マイル)30艇、Bコース(165マイル)6艇うち、昨年1艇だったダブルハンド(2人乗り)に3艇が出場する。
この日スタート時の天気は快晴、風は南南東3メートル。参加艇は、「えんしゅう」のスタート合図とともに一斉にセールに風を送り走り出した。27日16時をタイムリミットとし、各艇は江の島沖の海上自衛隊特務艇「はしだて」が作るフィニッシュラインを目指す。早い艇は26日夜に着く予定。
昨年48回大会の優勝艇はIMS部門=TRACER、IRC部門=GAIA、ORC部門=LUCKY LADY V、ダブルハンド部門=TAMAGOMARU。
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