三重の季刊ローカル誌「NAGI凪(なぎ)」34号(秋号)が9月1日、県内の書店に並んだ。今回の特集は「一家でもてなす ひなの宿」。気候さわやかな秋に心癒される小さな「旅」を提案する。発行は「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。
今号では、風景(自然)・食事(地物)・人柄(宿の人)に癒される小さな旅、初めてなのに「ただいま」と帰りたくなる小さな宿を特集。広域伊勢志摩圏では、スローフードな和モダンの宿「重兵衛」(鳥羽市相差)、島料理に洋のエッセンスを取り入れる「山海荘」(同市神島)、三代目兄弟が切り盛りする「いかだ荘山上」(志摩市磯部町)、古民家をリフォームした農家民宿「源」(同市阿児町)の4施設を紹介する。
そのほか、廃食油をバイオディーゼル燃料(BDF)に精製する機械を製造する伊勢のベンチャー企業「ワンダーランド三重」(伊勢市佐八町)、地元で養殖される真鯛を燻製にする「ロッジさらくわ」(南伊勢町新桑)、鳥羽の船着場の食堂「錦屋」(鳥羽市鳥羽)、黒猫グッズがもてなす「カフェ・くろねこ」(志摩市阿児町鵜方)などを紹介。
同誌は三重県内の書店、道の駅などで販売中。価格は670円。