マクロビオティック料理教室「海苔ふわ玄米ごはん」-志摩で開催

マクロビオティック流のきんぴらごぼうの作り方を大西さん(左)から伝授する受講生。

マクロビオティック流のきんぴらごぼうの作り方を大西さん(左)から伝授する受講生。

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 マクロビオティックを多くの人に知ってもらいたい――と、「マクロビオティックのお勝手口」(伊勢市矢持町床木、TEL 0596-39-1186)代表の大西公子さんが9月11日、出張料理教室を阿児アリーナ(志摩市阿児町鵜方)調理室で行った。

完成したマクロビオティック料理。

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 マクロビオティックとは、玄米を中心とする穀物菜食に陰陽の理論を取り入れた食事法のことで、近年ダイエットに効果があり、健康に配慮した理想的な食事法として20~40代の女性を中心に実践する人が増えている。

 この日のメニューは、「海苔ふわ玄米ごはん」「きんぴらごぼう」「エゴマのおすまし」「豆腐クリームパフェ」の4品。玄米はフィスラーの圧力鍋でたき、海苔としょうゆを混ぜるのがポイント。豆腐クリームパフェは木綿豆腐、玄米ポン煎、テンサイ糖シロップをフードプロセッサーで混ぜてできた豆腐クリームにレーズンや煮リンゴをトッピングするもの。参加者はできあがった料理を試食し満足な様子だった。

 伊勢で大西さんの料理教室に通い、志摩での開催を望んでいた小林幸子さんは「青少年犯罪などを毎日ニュースで見る度に、食の乱れが原因の一つでは?と思い、マクロビオティックに興味を持ち習い始めた。それからすべてに感謝できるようになり、怒ることもなくなった」と話す。

 大西さんは「マクロビオティックは、玄米を主に、それぞれの食物の陰性と陽性を理解し、できるだけその土地で育ったものを、皮や根などすべてを利用して調理すること。最低でも50回以上口の中でかむことが大事」と説明する。

 料理教室「マクロビオティックのお勝手口」は、毎月第1・2金曜日10時~14時、矢持教室(平家の里・矢持町)農林漁業体験実習館で開催している。10月26日には大西さんの夫の「はし製作指導+マクロビオテック弁当」(2,700円)も開催予定。

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