三重県内最大規模の公募展第60回「みえ文化芸術祭」(通称「みえ県展」)の特別展が現在、志摩の阿児ライブラリー(志摩市阿児町鵜方)で開催されている。
同展は「みえ県展」が60回目を迎えたことを記念して特別に会場を移して志摩市で開催されるもの。三重県総合文化センター(津市)で実施されるようになってからの特別展は初めての開催になる。
会場では、日本画、洋画、彫刻、工芸、写真、書の部門の入賞作品47点と伊勢志摩在住出品者の作品55点を展示している。
初日に見学に来た文岡中学校の美術部のメンバーは、作品を見て創作意欲を燃やしていた。「アートの甲子園」とも呼ばれる全国中学校美術部作品展・第2回で入選した辻岡葉月さんも感心しながら作品を見入っていた。同美術部担当喜田則博教諭は「所属の生徒はみんな積極的で創作意欲も旺盛。いろいろな視点を持つことを学んでもらえれば」と話す。
開催時間は9時~18時。最終日は15時まで。今月18日まで。