ニニギノミコト様の里帰りに霧島九面太鼓-「日本太鼓祭」に全国の太鼓打ち

五十鈴川沿いの特設ステージで演奏する霧島九面太鼓和奏(わかな)。「霧島神宮に祭られているニニギノミコト様がおばあちゃん=アマテラスオオミカミ様のところへ里帰りに帰ってきた感じがする」という。

五十鈴川沿いの特設ステージで演奏する霧島九面太鼓和奏(わかな)。「霧島神宮に祭られているニニギノミコト様がおばあちゃん=アマテラスオオミカミ様のところへ里帰りに帰ってきた感じがする」という。

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 全国から選抜された太鼓打ちが集う祭り「神恩感謝 日本太鼓祭」が9月12日・13日、伊勢神宮内宮門前町一帯で開催された。主催は神恩感謝日本太鼓祭実行委員会(おかげ横丁内)。

神話「天孫降臨」残る霧島から15時間かけてやってきた霧島九面太鼓

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 昔から伊勢神宮に全国各地の参詣者が訪れ、その増加とともに伊勢に人が集まり、各地の芸能が披露され融合し、新たな芸能文化として生まれ、再び全国に広がる機能を果たしてきた歴史を持つ芸能・文化の発祥地=伊勢に、関東から鹿児島まで18団体約200人以上の太鼓打ちが集まり、郷土色豊かな音色を奏でた。

 出演者は、金子竜太郎、和太鼓 御響(千葉)、炎(ほのお)太鼓(石川)、三宅島芸能同志会、八丈太鼓の会(東京)、輪島・和太鼓 虎之介(石川)、森田珠代(長野)、童心・飛騨高山太鼓団(岐阜)、麗澤瑞浪高校太鼓部(岐阜)、いそべ樂打ち神童会、津・高虎太鼓、熊野鬼城太鼓、南島豊漁太鼓、神恩太鼓(三重)、疾風打太鼓(和歌山)、山部泰嗣(岡山)、豊の国ゆふいん源流太鼓(大分)、霧島九面太鼓 和奏(鹿児島)。

 同祭3回目から出演し今年で5回目の演奏になる鹿児島県の霧島九面太鼓和奏(わかな)代表の脇元まゆみさんは「鹿児島の霧島神宮には伊勢神宮のアマテラスオオミカミ(天照大神)様の孫にあたるニニギノミコト(邇邇芸命)様が祭られている。毎回伊勢に来るとおばあちゃんのところへ里帰りに来る気分。五十鈴川を流れる風がとても優しく、守られている感じを受ける」と話す。

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