「だら~」と焼いた昔懐かしのB級グルメ「だら焼き」-伊勢に専門店

「見た目もよくないから写真を撮らないで」と注意を受けた「だら焼き」が70~80歳の高齢者に人気。

「見た目もよくないから写真を撮らないで」と注意を受けた「だら焼き」が70~80歳の高齢者に人気。

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 昭和の初期に家庭で子どものおやつとして作られた「だら焼き」の専門店「ちえちゃん」(伊勢市船江1、TEL 050-7000-6131)が3月5日にオープンし、当時の子どもだった70~80歳代の客が昔を懐かしんで立ち寄っている。

卵を焼いて「たこせんべい」に挟んだ「たません」

 「子どものころメリケン粉だけを水で溶き薄く『だら~』っとフライパンの上で焼いて食べた『だら焼き』の店を始めようといろいろ研究した。最終的に昔と同じ料理法ではおいしくないことがわかり、現代風にアレンジした」と話すのは同店オーナーの上村さん夫妻。

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 「だら焼き」は貧しかった時代に小麦粉と水、ぜいたくをすると砂糖を入れたりして家庭の子どものおやつとして作られた。地方によって呼び名は異なるが、伊勢地方でも『だら焼き』という名で親しまれたという。

 「客は昔を懐かしんで高齢者が孫を連れて来店してくれたり、まったく『だら焼き』を知らないで、興味本位で立ち寄ってくれる。一度購入いただいた方は何度か来店してくれるようになった」と上村さん。

 メニューは、「イカだら焼き」「お好みだら焼き」(以上150円)、「イカだら焼きチーズ入り」「イカだら焼き餅入り」「イカだら焼きキムチ入り」「お好みだら焼きチーズ入り」「お好みだら焼き餅入り」(以上200円)のほか、「焼きそば」(300円)と卵を焼いて「たこせんべい」に挟んだ「たません」(150円)などがある。

 上村さんは「小麦粉やソースにもこだわり、店がオープンするまでの間、研究を尽くした。駄菓子屋さんのように10年、20年後、懐かしんで来店してもらえるような息の長い店を目指したい」意欲をみせる。

 営業時間は11時~21時(日曜は19時まで)。火曜定休。

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