IXホールディングス株式会社(本社:三重県伊勢市)のグループ会社である株式会社志摩地中海村(本社:三重県志摩市、代表取締役社長:大西晶)は、2025年4月11日(金)に写真家の浅田政志さん、旅クリエーターのくぼたびさん、志摩市 観光・プロモーション課の池田路子さんをゲストにお招きし、「志摩地中海村リニューアル15周年記念イベント メディア発表会」を開催しました。
15周年記念イベント特設サイト
https://puebloamigo-campaign.com/
今回の発表会では、これまでの歩みやリニューアル15周年を記念したイベント内容の発表に加え、写真家・浅田政志さんを迎えたトークセッションや、旅クリエーターのくぼたびさん、志摩市 観光・プロモーション課の池田路子さんと伊勢志摩観光の未来について語るクロストークが行われました。
<志摩地中海村の紹介/リニューアル15周年イベントの概要>
└登壇者:大西晶(株式会社志摩地中海村 代表取締役社長)
志摩地中海村の代表取締役社長 大西晶より、リニューアル15周年を迎える志摩地中海村のこれまでの歩みや、今回開催される記念イベントについて発表を行いました。
志摩地中海村は、地中海沿岸の美しい景観やリゾートライフを再現する施設として1993年に別荘村として誕生。その後、2010年に一般開放型のホテルへリニューアルし、現在では多くのお客様に「大切な人と過ごす特別な場所」として愛されている施設となっています。
今回の記念イベントでは、「大切な人」をテーマに、志摩地中海村とゆかりの深い写真家 浅田政志氏にご協力いただくフォトコンテストや写真講座を開催。また、志摩市などと連携しながら伊勢志摩地域全体の魅力を発信する取り組みを進めることが発表されました。本イベントを通じて、志摩地中海村だけでなく伊勢志摩全体の魅力を発信し、多くの方に訪れていただきたいという想いを語りました。
<浅田政志さんとのトークセッション>
└登壇者:大西晶(株式会社志摩地中海村 代表取締役社長)、浅田政志さん(写真家)
└MC:堀江しおんさん(志摩市議会議員)
続いて、写真家の浅田政志さんを迎えたトークセッションが行われました。浅田さんは、志摩地中海村について「電柱などの人工物が無い。石畳や壁材などもスペインなど現地から運んで作られている"本物"である点が、写真を撮りたいと思わせる魅力になっているのだと思う。日本とは思えない、まさに"パスポートのいらない海外"です。」と語り、地中海村のフォトジェニックな特性やその魅力を紹介しました。
さらに、今回の15周年イベントについて「プロの機材を使って撮影した写真はもちろん素晴らしいですが、手軽に撮った写真にも独特の魅力があります。今回のフォトコンテストは、気軽に参加していただけるようにという想いをこめて『地中海村で撮影したら、我ながらいい写真とれちゃった!見てみてー!』というあえて長いテーマを設定しました!ぜひ多くの方に気軽にご参加いただきたいです。」と抱負を語られました。
さらに、MCの堀江さんから、2016年の「伊勢志摩サミット」をきっかけに、志摩地中海村がSNSで注目を集めたエピソードが紹介されました。InstagramをはじめとしたSNSでは、志摩地中海村を訪れた際の写真が数多く投稿され、現在もその人気は続いています。実際に投稿されているInstagramの写真を見ながら、ペット同伴OKの志摩地中海村だから撮れる写真や、宿泊者だけが撮影できる幻想的な夜景の写真の魅力について話がおよび、志摩地中海村が持つ雰囲気やストーリーを感じられる写真が増えていることが話題に上がりました。
<クロストーク「伊勢志摩観光の未来を語る」>
└登壇者:大西晶(株式会社志摩地中海村 代表取締役社長)、浅田政志さん(写真家)、くぼたびさん(旅クリエーター)、池田路子さん(志摩市 観光・プロモーション課 課長)
└MC:堀江しおんさん(志摩市議会議員)
クロストークでは、「伊勢志摩観光の未来」をテーマに、それぞれの視点から意見をいただきました。
写真家の浅田さんからは「今年は日本最古の写真が撮られてから、ちょうど200年。昔は写真師による特殊な技術とされていた写真であるが、現代ではとても身近な表現方法になっている。誰もがカメラやスマートフォンを使って、気軽に自由に写真を楽しめることは素晴らしいことだし、表現の可能性はどんどん広がっていると思う。」と写真が持つ可能性について語っていただきました。
続いて、旅クリエーターのくぼたびさんからは、動画の持つ力について自身の経験をもとに「SNSの動画は、音声がなくてもテロップと映像で楽しめますし、映像を見なくてもナレーションだけで楽しむことができます。動画を作る際は自分たちが体験したときの素直な感動を大事にしています。それをSNSを通して多くの人に伝えて、行ってみたいと思ってもらえたら嬉しいです。」とSNSの力を活用した観光地の発信について意見をいただきました。
さらに、志摩市の観光・プロモーションを担当している池田さんは「伊勢志摩には自然、文化、食といった多彩な観光資源があります。これらを体験できる場を提供することで、伊勢志摩の価値をさらに高めていきたいです。」と話し、地域が持つ観光資源の可能性について触れました。
最後に、志摩地中海村の大西社長は「志摩地中海村は『映える写真』をきっかけに多くの方に知っていただきましたが、これからは地域全体の魅力を発信する玄関口としての役割を果たしていきたいです。」と締めくくり、地域とともに成長していく意欲を示し、発表会は大盛況のうちに幕を閉じました。
発表会終了後は、志摩地中海村内の新バスク料理レストラン「Rias by Kokotxa」の、伊勢志摩ならではの食材を使用した「伊勢海老のソカラ」「伊勢鶏のハム伊勢沢庵とオリーブのタプナード」をはじめとするピンチョス5種と「Rias by Kokotxa」セレクトのワインの試飲をお楽しみいただきました。