一般社団法人東紀州地域振興公社(熊野市長:河上 敢二)は、世界でも珍しい“道”の世界遺産である熊野古道 伊勢路をはじめとする東紀州地域の観光スポットやイベント、地元に愛されるグルメをご案内いたします。

三重県を代表する夏の花火大会の一つとして、約1万発もの花火が打ち上げられる「熊野花火大会」では、直径600mの大きな花を咲かせる三尺玉海上自爆を演出。また、「きほく燈籠祭」では紀北町町民の方を中心に制作される海のねぶた「大燈籠」と海の孔雀花火が紀北の夏を盛り上げます。この大燈籠は2025大阪・関西万博への出展が決定し、三重県を代表する祭りとして全国に紹介される運びとなっています。
約1万発もの花火が名勝を美しく染める!「熊野大花火大会2025」
開催日時:2025年8月17日(日)19:00頃~21:00頃まで
開催場所:三重県熊野市木本町 七里御浜海岸
※予備日:8月19日(火)21日(木)26日(火)28日(木)
※雨天高波延期
詳細:観光三重 熊野大花火大会ページ
「きほく燈籠祭」
今年は、紀北町20周年と四條畷市友好都市提携30周年という節目の年となります。
今年の燈籠祭では、両市町のキャラクターである「きーほくん」と「くっすん」が、「船だんじり」の船上で2人仲良く釣りをしている様子をモチーフとした大燈籠を製作し、20周年を記念する特別花火とともに紀北の夏を盛り上げます。
開催日時:2025年7月 26日 (土)花火打ち上げ:19:30~20:30予定
開催場所:三重県紀北町 長島港
大燈籠:きーほくんとくっすん(大きさ:高さ5.3m / 幅2.3m / 全長9m、重量:1t、電飾:白電球300個)
詳細:紀北燈籠祭ホームページ
世界遺産登録から20年以上の熊野古道 伊勢路及びその周辺スポットの絶景やめずらしい体験ができるスポットをご紹介。世界遺産・天然記念物・名勝が美しい自然の中にあります。
ゆっくりとした時間が流れる熊野古道 伊勢路で豊かな自然と地域に根付く文化をお楽しみください。
約400mの深海から汲み上げられた海洋深層水が楽しめる入浴施設!
松本峠 まつもととうげ

熊野市の大泊と木本を結ぶ松本峠は、名勝・鬼ヶ城の山手に位置しています。標高差120mほど約30分で峠まで上がれます。竹林に囲まれた峠には、妖怪に間違われて鉄砲で撃たれたと伝わる地蔵が立っており、途中にある東屋からは、熊野古道随一眺望と言われる、はるか遠くまで延々と続く七里御浜の風景が一望できます。
マイナスイオンが体を満たす!国内トップクラスの雨量が育てるヒノキ林と美しい石畳!
馬越峠 まごせとうげ

紀北町と尾鷲市の境界にある馬越峠は、熊野古道 伊勢路の中で随一と言われる石畳が尾鷲ヒノキの森の中に続いています。澄んだ空気と美しい石畳から、これぞ熊野古道という雰囲気を味わえます。馬越峠を下った馬越公園は桜の名所にもなっており春には大勢の人が訪れる人気スポットです。
全長22kmの日本で一番長い砂礫海岸「日本の渚百選」にも選定!
七里御浜海岸 しちりみはまかいがん

熊野市から紀宝町に至る約22Km続く日本で一番長い砂礫海岸で、これまでに「日本の渚百選」や「21世紀に残したい自然百選」などに全国の景勝地と並んで選ばれています。この浜には、熊野川の上流から新宮を経て、熊野灘の荒波に磨かれた小石が敷き詰められています。「みはま小石」と呼ばれる色とりどりの小石は、“拾い子さん”の手によって拾われ、アクセサリーなどに利用されています。また、アカウミガメの上陸地としても知られています。
黄泉の国と接する場所 一般参加OKの「お綱かけ神事」
花の窟神社 はなのいわや

神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)を祀る花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、古来からの聖地として今に続く信仰はあつく、全国から多くの参拝者が訪れます。花の窟では年2回(2月2日と10月2日)、例大祭を行い、神々に舞を奉納し、日本一長いともいわれている約170メートルの大綱を岩窟上45メートル程の高さの御神体から境内南隅の松の御神木にわたす光景は圧巻です。
約400mの深海から汲み上げられた海洋深層水が楽しめる入浴施設!
夢古道おわせ ゆめこどうおわせ

紀伊半島で唯一の海洋深層水のお風呂やミストサウナは、優れた保温性と保湿性が特徴です。さらにフードコートでは、古道ラーメンや海洋深層水を使った唐揚げをご堪能いただけます。また、土日祝限定で地元の新鮮な魚を使った料理もお楽しみください。併設された地場物産品コーナーでは、地元野菜などの買い物もお楽しみいただけます。
詳細は
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幻想的な三重県の海をシーカヤックで冒険!シーカヤック夜光虫ナイトツアー
みきさといーぐみ

真っ暗な夜の闇の中をシーカヤックで進み、海中の夜光虫を観察します。天気がよければ満点の星空の下、穏やかな海を堪能できます。
【期 間】2025年6月~10月まで実施予定
【場 所】尾鷲市名柄町(三木里ビーチ・名柄海岸)
【時 間】19:30~21:00(6~8月)19:00~20:30(9月~10月)
【料 金】大人:7000円、中学生以下:5000円
詳細は
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究極のサウナ体験!滝壺でととのう!超ダイナミックなサ滝体験!
飛雪の滝キャンプ場ひせつのたきキャンプ場

テントサウナの聖地とよばれる飛雪の滝キャンプ場には、高さ30mの「飛雪の滝」があり、水風呂として滝壺を楽しむことが出来ます。3種類の様式が異なるテントサウナで温まった後は、虹のかかる滝壺に直行!
ダッキーボートで滝壺に向うこともできます。
滝壺の後は、リクライニングチェアでととのったり、紀和牛やみえジビエを堪能できるBBQも楽しめます(事前予約制)
詳細は
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風を受けて進む伝統の川舟“三反帆”世界遺産・熊野川を優雅に巡る
三反帆遊覧体験 さんだんぼ 遊覧体験

古来、熊野詣に使われる熊野古道は山だけではなく川にもありました。かつて京の都から熊野本宮大社を訪れた貴族は川船で熊野川を下り熊野速玉大社を目指しました。
世界遺産・川の熊野古道を巡る三反帆遊覧体験では、熊野川で古くから使われている木造船に、3枚の白い帆“三反帆”を掲げます。3枚の帆を帆柱に掲げ風を捉えて進む舟に乗って約1時間、川風を感じながら古の貴族になった気分で優雅に熊野川を巡ります。
道の駅「紀伊長島マンボウ」で楽しめる「マンボウの串焼き」や「サメの串焼き」

道の駅「紀伊長島マンボウ」では、紀北の名産品を中心に、さんま寿司や鮮魚、干物、地元ならではの商品まで幅広く取り揃えている他に、ここでしか味わえない「マンボウフライ定食」や、「マンボウの串焼き」や「鮫の串焼き」、「うつぼの唐揚げ」などを販売しています。想像を超える美味しさにハマる人続出!ぜひ立ち寄って食べてみてください。
詳細は
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熊野散策にオススメのランチ「めはり寿司」

紀州・熊野地方に伝わる「めはり寿司」は、たかな寿司とも呼ばれ、炊きたてのご飯をニ杯酢で味つけし、高菜の葉で包んだだけというシンプルな伝統郷土料理です。「めはりずし」の名の由来は、「目を見張るほど大きな口を開けて食べる」、「目を見張るほどおいしい」ということから名付けられたといわれています。
めはり寿司をお楽しみいただける店舗
https://www.kankomie.or.jp/season/article/180
みかんの街でつくられる希少なオレンジみたいなレモン「マイヤーレモン」

三重県御浜町は年中みかんのとれる町として有名ですが、マイヤーレモンの生産も盛んで、全国有数の産地です。マイヤーレモンは、レモンとオレンジの自然交配種にて出来たレモンです。普通のレのモンより皮が薄い為、皮ごと使えます。果汁が多いのも特徴で、酸味がまろやかでスイーツなどに適しています。御浜町では、温暖な気候と豊富な雨量を活かして、年間220トンのマイヤーレモンが栽培され、全国一位の生産量を誇っています。
(生産量の数値は令和5年度時点)
海鮮のイメージの東紀州で楽しむ肉料理「熊野地鶏」「美熊野牛」「石清水豚」

熊野灘沿岸の東紀州でグルメと言えば海鮮のイメージですがブランド肉も鶏、牛、豚と揃っています。三重県原産のシャモ「八木戸」と「伊勢赤どり」に「名古屋コーチン」を掛け合わせ三重県のブランドにも認定されている「熊野地鶏」。熊野灘を望む高台の牧場で豊かな自然と美しい湧水によって育つ「美熊野牛」。紀州の深い山から湧き出る岩清水だけを飲料水として育てられた希少な「岩清水豚」。食肉では有名な地域が多い三重県ですが東紀州でも隠れたブランド肉が楽しめます。
東紀州地域

東紀州(ひがしきしゅう)とは、三重県南部の2市3町(尾鷲市、熊野市、紀北町、御浜町、紀宝町)からなる地域です。
世界遺産「熊野古道」や豊かな自然に恵まれた魅力的な地域として知られています。
東紀州は、令制国の紀伊国東部に由来する地域区分で、三重県を5つに区分した地域のひとつです。この地域には、熊野灘に面したリアス式海岸や、深い山々、そして「奇跡の清流」と呼ばれる銚子川など、美しい自然が特徴です。また、熊野古道伊勢路をはじめとする世界遺産や、歴史、神話、物語など、多彩な魅力を持つ地域です。
温暖な気候で、海の幸にも恵まれており、新鮮な海の幸や、珍しいマンボウ、豊富な雨量を活かした、林業やみかん、マイヤーレモンなどの農作物の生産も盛んです。
世界でも珍しい道の世界遺産「熊野古道」

熊野古道とは、紀伊半島南部にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)と、伊勢や大阪・和歌山、高野及び吉野とを結ぶ古い街道の総称であり、古来より多くの人々が信仰の対象としてきました。2004年7月には、この三つの霊場とそれらを結ぶ参詣道、そして自然と人の営みが長い時間をかけて形成した文化的景観が、人類共有の財産としてユネスコに認められ、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。
二大聖地を結ぶ祈りの道 「熊野古道 伊勢路」
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三社の総称であり、「熊野古道 伊勢路」は、伊勢神宮からいくつもの険しい峠を越え、熊野三山を詣でるために通った“祈りの道”です。
古くには、「伊勢に七度、熊野に三度」という言葉もあり、多くの人が訪れたいと願う憧れの地でした。ぜひ、熊野古道らしい石畳や竹林はもちろんのこと、峠から熊野灘を一望できるコースや、日本一ともいわれる棚田を望むコース、熊野川の参詣道など、多彩な風景をご覧ください。