リリース発行企業:有限会社山村乳業
瓶入り乳製品の品数日本最多※有限会社山村乳業(本社:三重県伊勢市大世古3丁目5-8、代表取締役社長:山村豊裕、以下弊社)は、「山村ぷりん団子」を、2025年8月6日より弊社直営のミルクスタンド「山村みるくがっこう 外宮前店(以下弊店)」にて、400円(税込)で販売開始いたします。
※ 自社調べ(2024年12月時点)
「山村ぷりん団子」とは
「山村ぷりん団子」は、累計50万個以上を販売する「山村ぷりん」のおいしさを忠実に再現した、団子の形をしたプリンです。パスチャライズ殺菌牛乳「山村牛乳」や契約鶏園の朝採れ卵を使用するなど、素材にとことんこだわったプリンに、香り高い特製カラメルソースをまとわせ、串に刺して一口サイズで楽しめるよう工夫しました。まるでみたらし団子のようなビジュアルながら、洋菓子の口どけがぷるんと広がる、和洋折衷の新感覚スイーツです。
日本有数の観光名所「伊勢神宮」にも海外からの観光客が増加する中で、“日本らしい乳製品(洋菓子)”で世界を驚かせると同時に、日本の皆さまにもかつてない味覚体験をお届けしたい―そんな思いをいだく中で着想からわずか二週間で商品化にいたりました。コンセプトは“誰も見たことのないプリン”。訪日外国人には『ここでしか味わえない和洋折衷の発見』を、日本の方には『思わずシェアしたくなる新定番』を。それぞれに「初めて」を感じていただけるよう工夫する中で、 “100%団子に見えるプリン”が完成しました。店頭での提供時には、みたらし団子のスタイルを踏襲し、特製カラメルソースを入れた小壺に「ぷりん団子」を浸してからお出しします。
本商品は、2023年11月に発売した食べ歩き用プリン「山村ぷりんバー」の開発経験を活かしつつ、より難易度の高い課題を解決するために、開発初期から生成AIと協働して開発しました。プリンの食感改良や安定性の確保など、試作ごとの課題を迅速に検証・改善することで、開発スピードを大幅に短縮しました。なお、弊社における生成AIの活用は、今回で4例目となります。
食べ歩きはもちろん、SNS投稿や旅の思い出のワンシーンとしても映える「山村ぷりん団子」を、ぜひ山村みるくがっこうでお楽しみください。
AIを活用したアジャイル商品開発
近年、消費者ニーズの変化は激しく、商品開発にはかつてないスピードと柔軟性が求められています。以前は「構想〇年」といった年月の長さそのものが価値とされてきましたが、今はどれだけ早く市場に出せるかが勝負の分かれ目になっています。
1959年、私たちは大学教授に高額の授業料を支払い、ヨーグルトの製法を学び「山村ヨーグルト」を発売しました。そして現在は、ChatGPTに作り方を問い、利用料を支払いながら、商品開発を進めています。生成AIの進化によって、これまで外部や他部署との共創が必要だった多くのプロセスが、プロジェクトオーナー自身の手で高精度に内製可能になり、意思決定や検討スピードが飛躍的に向上しました。さらに、わからないことや迷うことがあっても、AIが即座にヒントや選択肢を提示してくれることで、“立ち止まり時間”が劇的に減少しました。
私たちは生成AIを“共創パートナー”として活用し、少人数体制でも専門知見を補える仕組みを構築。現場の感覚と掛け合わせることで、地方から独創的な商品を次々と生み出す挑戦を続けています。その一例が「山村ぷりん団子」です。着想から初回試作まで2日、商品化まで2週間、発売までわずか26日。従来なら数カ月かかったプロセスを、生成AIとともに走り抜けた結果です。
商品概要
商品名:山村ぷりん団子
販売場所:山村みるくがっこう 外宮前店
価格:400円(税込)
山村みるくがっこうとは
牛乳や牛乳を使った商品のおいしさと牛乳にまつわる文化をご体験いただきたい、そんな想いで山村みるくがっこうと名付けました。昔懐かしいミルクスタンド形式での販売を基本として、外宮前店はテイクアウトの専門店、内宮前店はテイクアウトに加えイートインスペースを設けています。両店舗ともに懐かしさを感じる店構えを大切に、ショーケースにも色とりどりな瓶入り乳製品を陳列しています。その他、弊社の牛乳瓶を活用した照明や瓶入り乳製品の蓋の展示、机や椅子には実際の学校の机や椅子を使用するなど、非日常を提供する特別な空間に仕上げました。ご来店いただくお客様は20代、30代の男女に加え、ファミリー層、伊勢市在住の方など幅広い年代・性別にわたり、年間12万人以上のお客様にご来店いただいています。
販売しているのは看板商品である山村牛乳や山村ヨーグルト、山村ぷりんなど各種乳製品に加え、年間7万食以上を販売する人気No.1メニューの山村ぷりんソフトなど弊社が製造する様々な乳製品を販売しています。
山村みるくがっこう店舗紹介:https://yamamuramilk.co.jp/?mode=f1
山村乳業とは
山村乳業は、1919年(大正8年)に三重県宇治山田市(現伊勢市)で創業した乳製品メーカーです。2019年に100周年を迎え、現代表の山村豊裕は三代目です。今では珍しくなった瓶容器での製造を創業以来大切に守り抜き、看板商品の「山村牛乳」をはじめ、「山村コーヒー」、「山村フルーツ」、「山村ヨーグルト」、「山村ぷりん」に加えアイス、菓子などお客様の声にひたむきに向き合う中で、18品目60種類の商品を製造・販売、その中で瓶入り乳製品は14品目47種類を数え、日本最多の商品ラインナップを展開しています。
長きにわたり大切にしているのが牛乳の味わいと風味を左右する殺菌方法で、弊社はパスチャライズ殺菌を採用しています。パスチャライズ殺菌は人体に有害な菌を死滅させつつも、牛乳中のタンパク質はほとんど熱変性しないため、カルシウムと共に体内でゆっくり消化吸収されます。加えて、牛乳本来の味わいと風味が保たれます。例えるなら“お米を鉄釜で炊くか、アルミ鍋で炊くか”の違いと言えます。高温・短時間のアルミ鍋と比較し、低温・長時間の鉄釜のお米がおいしいように、牛乳も同じことが言えます。85℃15分間のパスチャライズ殺菌が山村牛乳のおいしさの秘密です。なお、山村牛乳と山村ヨーグルトは特徴ある優れた産品を三重県と食に精通した有識者などが選ぶ、みえの食セレクション選定品です。
販路に関しては、伊勢市内およびその近郊への宅配に加え、山村乳業の直売店である「山村みるくがっこう 外宮前店・内宮前店」、「山村乳業アイス工房直売店」のほか、スーパーマーケット、百貨店、三重県のアンテナショップ「三重テラス」、伊勢志摩地方のホテル・旅館、公式通販など幅広く展開しています。
会社概要
商号:有限会社山村乳業
代表者:山村豊裕
所在地:〒516-0079 三重県伊勢市大世古3丁目 5-8
創業:1919年
事業内容:乳製品の製造・加工販売、店舗経営
資本金:300万円
URL:https://yamamuramilk.co.jp/