映画「小さき勇者たち~ガメラ~」(松竹配給、角川ヘラルド映画製作)のロケで活躍し、その後、映画の広告宣伝のために全国をトレーラーで巡回、この程「任務」を終えたガメラが、メーンロケ地であった志摩市に再び帰ってくることが決定した。
「帰還」は、同映画製作委員会が、全長6メートルのガメラの引き取り先をインターネットなどで募集し、応募者の中から協議の結果、志摩市に贈られることが決定したことを受けたもの。
すでに、同市水族館の志摩マリンランド(志摩市阿児町賢島、TEL 0599-43-1225)にはガメラの赤ちゃんとして出演した「ケヅメリクガメ」2匹が同映画製作委員会から贈られ、子供たちの人気を呼んでいる。今回の「6メートルガメラ」と共に地域振興に役立てばと竹内千尋市長は期待を寄せている。
同市では、お披露目や同映画の無料上映などを行う記念イベントを企画。「帰ってきた『ガメラ』の祭典」を8月9日15時から、阿児アリーナ(志摩市阿児町神明)で開催する予定。映画の無料上映は16時と19時からの2回で、8月3日8時30分から同市各支所地域振興課で整理券を配布する。