志摩市出身のプロサーファー、福田義明さんが手がけるサーフボードブランド「GOOD OCEAN DRIVE」(志摩市阿児町鵜方、TEL 0599-44-4173)のショールームが2月、サーフポイントのある国府海岸につながる道路沿いにオープンする。
同ブランドは2004年2月に福田さんがオリジナルブランドとして立ち上げ、3年目を迎えるのを機にショールームを開設するもの。正式オープンは2月11日。
福田さんは中学2年生の時に初めてサーフィンを始め、翌年には同地で開催されたアマチュア大会ビギナー部門に飛び入り参加し優勝。17歳の時にアメリカ西海岸、ハワイ、オーストラリアなど世界のサーフスポットでサーフィンを経験し、18歳でプロテストに合格するもプロになることを辞退し、翌年19歳で再度プロテストに合格し、本格的にプロとして活動を開始する。20歳からは15年間連続で全国1位から4位までをキープする記録も持つ。今でも現役だが、同ブランドを立ち上げてからは若手の育成などに専念しているという。
福田さんはプロとしてサーフィンをするかたわら、約8年前から自らサーフボードをデザイン、シェイプし販売なども手がけている。3年前に正式に同ブランドを立ち上げ、全国約10店舗のサーフショップを通じて展開する。「いつかは自分で作ったボードで選手を育て、世界に通用するサーフブランドにしていきたい」(福田さん)。価格はショートボード=128,000円から
ショールームの営業時間は12時~18時(夏季は20時まで)で、不定休。「いい波が立っている」時以外は福田さんが店に常駐するという。福田さんは「サーフィンの基本的なアドバイスや地元のサーフポイントの特色など、地元ならではの情報を提供するので気軽に立ち寄ってもらえれば」と話している。