三重県最大の河川で、日本一の清流「宮川」の上流域・断崖絶壁に立つアユ料理専門店「清流茶屋」（多気郡大台町滝谷、TEL 0598-77-2110）が、6月1日のオープン以来人気を集めている。

「清流茶屋」のアユ料理

　宮川上流漁業協同組合（同）が直営する同店、「おいしいアユを訪れる観光客に気軽に味わってほしい」と、2004（平成16）年にオープン。毎年6月1日から9月末日までの4カ月間だけ営業する。

　アユは、宮川の伏流水を利用して育てている「宮川上流鮎種苗センター」（薗）の新鮮なアユを仕入れ、塩焼きや天ぷら、刺し身などに調理し提供。

　メニューは、アユの塩焼き2匹のほか、天ぷら、フライなどアユ尽くしの「清流御膳」（2,500円）や「清流定食」（1,200円）、「あゆカレー」（700円）、「あゆ天丼」（同）、アユのだしが効いたツユで食べる「ソーメン」（400円）新鮮なアユを1匹さばいた『あゆ刺し身』（700円）、「あゆの塩焼き（1匹）」（600円）、「あゆ骨のから揚げ」（300円）など。

　水谷幸夫組合長は「なんといってもこの景色、宮川を吹き抜ける爽やかな風を感じることができる河床桟敷が最高。奥伊勢エリアの絶好のロケーションを楽しみながら、おいしいアユに舌鼓を打っていただければ」と話す。「ただ、土曜・日曜・祝日になると、大変混雑するためご迷惑をお掛けしてしまうため、大変恐縮している。可能であれば平日にお越しいただければ」とも。

　営業時間は11時～15時、月曜定休（月曜祝日の場合は翌日休み）。