全米女子プロゴルフ協会(LPGA)公式戦「ミズノクラシック伊勢志摩」が11月7日、「近鉄賢島カンツリークラブ(6506ヤード、パー72)」(志摩市阿児町)で開幕した。
秋晴れの下、全米女子43人と日本女子35人の計78人の選手たちの戦いが、真珠養殖浮かぶ英虞湾に面した自然豊かな場所に位置する同CCで火ぶたを切った。
初日はモーガン・プレッセル(米)選手がノーボギー5アンダーで単独首位に。その背後に4アンダーでローラ・デービース(英)選手、チェラ・チョイ(韓)選手が2位タイで、日本人選手トップは香妻琴乃選手で、3アンダー4位タイ(ほか3人)が付けている。
前半は帽子が飛ばされるほどの強風でノーボギーはトップを走るモーガン選手と、2アンダー8位タイの柳先暎(ユー・ソンヨン)(韓)選手の2人のみ。選手は風に悩まされスコアも荒れ模様の一日だった。
香妻選手は「1メートルのパットでも風が影響し、ロングパットだと風の向きがフォローかアゲインストでかなり違っていたので『集中しなくちゃ』と意識を切り替え、今できるベストを尽くそうと思った」と話す。
上田桃子選手は急性胃腸炎のために欠場、宮里藍選手はウエイティングで待機していたが欠場選手が出なかったため不参加となった。
天候=晴れ、気温=18.6度、風向=北西、風速=3.9メートル、ギャラリー=2332人(昨年は2672人)。