伊勢市出身志摩市在住のイラストレーター「シャンティー」さんが制作したLINEスタンプが2月9日に承認され販売されている。
【その他の画像】二胡を弾くイラストレーターのシャンティーさん
シャンティーさんは、三重のタウン誌「月刊Simple(しんぷる)」(発行=ゼロ(度会郡玉城町))の編集スタッフとして約2年間勤務。1989年、結婚を機に同社を退職し志摩市阿児町立神(たてがみ)に移住、志摩市をベースにイラストレーターとして独立した。同誌の表紙デザインを2年間任されたり、多くの出版物の挿絵を担当してきた。
アーティストとしてファンタジーな世界観のあるオリジナルの絵やパッチワークなどの制作などにも積極的に取り組む一方、二胡奏者としても活躍。同市磯部町在住の林佐理さんと二胡ユニット「ルナ」を結成し広域伊勢志摩圏内の各地で演奏する。「仕事の合間に二胡を弾いて、リラックスできるように、いつも二胡をそばに置いている」とシャンティーさん。夫の大西亨さんと共に無農薬の野菜や米なども生産、農協を通して出荷し、庭では「東天紅」というニワトリを飼い、食べるタマゴは100%自給しているという。
同スタンプは、「クリエイターズマーケット」に昨年9月ごろ登録し、手描きしたイラストをスキャンしパソコンで着色し完成させた。約半年を経過し承認された。「らじゃ~!!」「ばいば~い」「なるほど~」などセリフを入れた40人の子どものスタンプ。「日常会話などで、とても使い易い」とダウンロードし購入した人からは高評価を得ている。
シャンティーさんは「ドイツやマレーシアの人?からもダウンロードしてもらい、その数などもタイムリーにわかるので楽しい。世界のどこかで、私のイラストを見て気に入ってくれる誰かがいるかと思うととてもうれしい」と話す。
価格は100円(50コイン)。