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伊勢志摩スカイライン・朝熊岳山頂から200キロ先の富士山に満月重なる

伊勢志摩スカイライン・朝熊岳山頂から200キロ先の富士山に満月重なる。右下には神島

伊勢志摩スカイライン・朝熊岳山頂から200キロ先の富士山に満月重なる。右下には神島

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 標高555メートル、伊勢志摩地域最高峰の朝熊ケ岳(あさまがだけ)山頂展望台から12月30日、直線距離で200キロ以上離れた富士山に令和2年最後の満月が重なった。

【その他の画像】伊勢湾に浮かぶ満月

 「伊勢神宮の奥の院」「伊勢神宮の鬼門(北東=丑寅)を守る寺」として昔から伝えられる金剛證寺(こんごうしょうじ)が山頂近くに建つ朝熊ケ岳。標高約500メートル地点の展望台からは、遠く御嶽山や条件が良ければ鳥羽市の神島の左上に富士山を望み、鳥羽湾に浮かぶ飛島や三ツ島を見下ろすことができる。

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 山頂までは伊勢-鳥羽を結ぶ観光有料道路「伊勢志摩スカイライン」が開通しており、自動車で登ることができる。近年のトレッキングブームで登山する人も多くなった。朝熊ケ岳山頂からは、毎年夏至に富士山と朝日が重なるが、朝日が出るのは富士山の右肩の宝永山付近からで、山頂とは重ならない。

 この日の満月は、少し霞がかかり月の輪郭ははっきりしなかったが16時50分ごろ、富士山の左の肩から薄っすらと光を放ち、富士山の稜線をゆっくりと照らしながら山頂付近で重なった。

 次に朝熊ケ岳山頂から富士山と満月が重なるのは、2025年1月14日、2028年12月2日。

 「伊勢志摩スカイライン」を運営する三重県観光開発(津市)は、毎年大晦日から元日の朝まではオールナイトで開門する。多くの人が初日の出と富士山を見ようと山頂を目指す。初日の出の時刻は6時55分ごろ、南東方向の太平洋の水平線から出る。

 元日には伊勢神宮内宮(ないくう)前から朝熊山山頂展望台まで臨時バスが3本出ていたが、今年は内宮前発6時から(金剛證寺発7時45分)の1本のみ。元日恒例、山頂展望台での「朝熊山初日の出汁」の振る舞いは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止する。

 通行料金は、自動二輪車126cc以上=900円、軽・小型・普通自動車=1,270円、マイクロバス=3,210円、貸切バス・大型貨物自動車=5,100円。開門時間は、12月31日7時~1月1日19時、1月2日~11日の期間は6時~19時。寒波による道路の凍結などがある場合は通行止めとなる可能性もある。新年からの富士山と朝日を撮影するには11日までチャンスがある。

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