セイウチやイルカとの触れ合い度が群を抜く水族館「二見シーパラダイス(シーパラ)」(伊勢市二見町)と忍者ショーや時代劇など戦国時代を演出するテーマパーク「伊勢・安土桃山文化村(文化村)」(同)が7月18日から、2施設に入場できる共通券を販売する。
2施設は共に夫婦(めおと)岩のある二見町で営業する「ご近所さん」で、社員同士の交流会を毎年開いている。シーパラを運営する夫婦岩パラダイス営業部副部長の中村清之さんは「交流会でいつも『何か一緒にできるといいね』と言っていたことが実現した。今年は夫婦岩パラダイス開業50周年と伊勢市制施行10周年を記念した」と説明する。
記念イベントとして、シーパラでは「イルカと泳ごう」(7月18日~8月31日)を、文化村では「日本最大級のお化け屋敷」(7月25日~8月31日)を開催。伊勢市制施行10周年記念として12月1日~23日の期間、伊勢市民には両施設を無料開放する(要身分証明書)。
文化村の斉藤やすさんは「将来的には、お互いのイベントなどにも絡み合って、セイウチとサムライのショーやシーパラスタッフの忍者修業、サムライが飼育員に変身など、できることをみんなで話し合って進めていきたい」と話す。
共通券は、大人5,300円を4,200円、中人3,100円を2,400円、小人2,600円を2,000円と安く設定した。販売と利用期限は、7月18日~来年3月31日。有効期限内の2日間利用できる。販売場所は両施設のほか伊勢市観光協会外宮(げくう)前案内所(伊勢市岩渕)、鳥羽市観光協会(鳥羽市大明東町)、松阪市観光協会(松阪市京町)ほか。