「伊勢志摩サミット」開催まであと300日となった7月31日、サミット開催地の志摩市・安乗(あのり)灯台のある的矢湾口でブルームーンの満月が美しく海を照らした。
安乗地区は400年以上の歴史を持つ「安乗文楽(安乗の人形芝居)」が今も根付き日本の伝統文化を継承している。的矢湾はかつて、大坂から江戸への航路における風待ち港として多くの船を受け入れ栄えた。
ブルームーンは、1カ月間に2回満月が出ることからそう呼ばれている。7月は2日と31日。次回は2018年1月2日と31日になる。
この日、志摩市立大王保育所(同市大王町)の園児らは、サミット開催300日前を表す「サミット300」の文字を人文字で作ってPRした。同市では少しずつサミット準備が進み、機運が盛り上がり始めた。