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伊勢神宮でサミット後、最初の「月次祭」 それでも何も変わらず祈り続ける

伊勢神宮でサミット後、最初の「月次祭」 それでも何も変わらず祈り続ける

伊勢神宮でサミット後、最初の「月次祭」 それでも何も変わらず祈り続ける

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 伊勢神宮125社で6月15日から、五穀豊穣を祈る「月次祭(つきなみさい)」が執り行われている。初日は外宮(げくう)で「由貴大御饌(ゆきのおおみけ)」が執り行われた。25日まで。

【その他の画像】伊勢神宮で月次祭

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 安倍首相が各国首脳を宇治橋前で出迎えて宇治橋を渡った姿や、正宮(しょうぐう)前の階段で記念撮影をした様子がメディアを通して世界中に配信された「G7伊勢志摩サミット」の初日5月26日の記憶はまだ新しい。

 伊勢神宮では、10月の「神嘗祭(かんなめさい)」と、毎年6月と12月の2回の「月次祭」を「三節祭(さんせつさい)」(期間は共に15日~25日)と呼び、最も重要な祭典と位置づける。

 月次祭は、外宮で15日の22時と16日の2時の2回、アワビやタイなど豪華な食事を奉納する「由貴大御饌(ゆきのおおみけ)」、16日12時に皇室より送られた布などを奉納する「奉幣(ほうへい)の儀」が執り行われ、内宮(ないくう)でも同様に16日の22時と17日の2時の2回の「由貴大御饌祭」、17日12時「奉幣の儀」が繰り返され、同25日までの期間に全ての神社で同様の祭典を執り行う。

 伊勢神宮では、雨の日も風の日も嵐の日も神恩に感謝し五穀豊穣、国家の隆昌と国民の幸福、世界平和への祈りをただひたすら続けている。

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