銀座で200人に真珠プレゼント-志摩市が真珠発明百周年で

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 志摩市は真円真珠発明100周年記念と、同市の観光PRを兼ねて10月28日11時から、東京・銀座で先着200人に真珠のピンタックアクセサリーをプレゼント、14時から東京国際フォーラムで志摩市の観光とグルメについてのシンポジウムを開催する。

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 真ん丸い真珠=真円真珠の養殖技術が発明されてから今年で100年目になることを受けて、東京・銀座の「ジュエリータワーTASAKI銀座店」エントランス付近を会場に、真珠の妖精「パルティー」(オリジナルキャラクター)の本真珠のピンタックアクセサリーを先着200人限定でプレゼントする。そのほか志摩市の伝統芸能でもある「恵利原早餅つき」の披露とつき立ての餅をふるまう。

 その後、会場を東京国際フォーラムに移動し、「とっておきの観光スポット、最高の洋食グルメ、志摩産の食材にこだわる理由、厳選された志摩の逸品、そこにこめられた生産者の思いなど」をパネラーにそれぞれの立場から語ってもらう「志摩フォーラムin TOKYO事務局」を開催。

 パネリストには、志摩の的矢産カキにこだわって料理提供している洋食屋「たいめいけん」(日本橋)三代目の茂出木浩司さん、三重県松阪市出身で「みえの国観光大使」も兼務する月刊「旅の手帖」中村直美編集長、産業観光戦略・地域観光創造のエキスパートとして志摩観光地域づくり推進会議にも所属する多摩大学の望月照彦教授、最高品質の「的矢かき」を送り続ける佐藤養殖場の佐藤文彦取締役と竹内千尋志摩市長。コーディネーターには志摩市阿児町出身でFM三重パーソナリティーの森下理香さんが担当する。

 竹内市長は「1907年に真円真珠を発明した西川藤吉氏、御木本幸吉氏、見瀬辰平氏、1953年生食で安心してカキを食べられるように研究し成功した佐藤忠勇氏ら先人たちの努力の結晶があって我々はその恩恵を受けている。感謝してさらに多くの人にその事実を伝え商品を提供せねばならないと思う」と話した。「佐藤さんのカキももちろんだが、現在でも志摩市の他の食材は東京の有名なレストランなどで使用され、優秀なシェフによって客の舌を魅了していることだと思う。今回のシンポジウムをきっかけに、カキやあのりふぐ、伊勢海老など志摩の新鮮な食材をもっと多くのレストランに届けていきたい」(竹内市長)と期待を寄せている。

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