グループ会社に水産会社を持つ「丸二ホテル伊勢」(伊勢市御薗町、TEL 0596-27-3338)は2月23日、マグロ料理とオーガニック野菜をメーンにした「オーガニックバイキング」をプレオープンした。
客室数100室を有する同ホテルは、外観は船をイメージし、天井がフルオープンになるサンシャインドームをもつユニークな造りが特徴で、運営は、温泉施設が充実した「丸二ホテル伊勢の郷」(多気郡明和町)、マグロの解体工場が併設するレストランと土産店の複合施設「丸二ビッグシードームIN鳥羽」(鳥羽市安楽島町)などを手がける「丸二リゾート」(同安楽島町)。グループ会社に水産会社の「丸二水産」(同安楽島町)と松阪牛を育てる牧場など運営する「丸二フラワービレッジ」(松阪市)があり、相互連携し合いながら安心・安全な水産物、松阪牛など食材を低価格で仕入れ、利用客へのサービス向上を目指している。
「オーガニックバイキング」は、同ホテルの1階ラウンジを有効活用した新たな試みで、ランチタイム(11時30分~13時30分、大人=1,575円、小人=1,050円)とディナータイム(18時~21時、大人=2,100円、小人=1,575円)の毎日2回行う。グループ会社から仕入れる新鮮な生マグロを中心とした刺身、ステーキ、串焼きなどのマグロ料理や、地元の農家から直接仕入れるオーガニック野菜を使ったサラダ、煮物、グラタン、ピザなどを日替わりで用意し、常時3~4人の調理人がその場で調理し、「できたて」を提供する。
同社亀田悟社長は「安心・安全な食材をいかにおいしく食べて喜んでもらうかを追求し、温かいものはその場で調理することを徹底する。マグロに関してはどこにも負けない自信で提供している。今後客の反応を見ながら、時には『マグロの解体ショー』をその場で行うことも考えている。ホテル運営はエンターテインメント。『サプライズ』で(客を)『ワッ』と驚かせたい」と話す。
同ホテルのシングル宿泊料金は、1泊素泊まり=6,300円~、1泊朝食=6,825円~、1泊2食=11,025円~。チェックイン15時、チェックアウト10時。