重さ1.24キロもある超ビックサイズのサザエが3月1日から、志摩マリンランド(志摩市阿児町賢島、TEL 0599-43-1225)で一般公開されている。公開は「春季特別展『知ってるカイ?泳ぐ貝・光る貝』」(6月1日まで)の目玉展示のひとつ。
通常サイズのサザエは重さ100~200グラム、殻高6~10センチ、殻幅5~8センチが一般的だが、今回展示された巨大サザエは、重さ1,240グラム、殻高16.5センチ、殻幅14.1センチ、殻口を閉じるふたの直径は6センチもあるビックサイズ。「貝殻の表面には海藻の付着やフジツボなどの付着痕もあり、相当長く生きていたものと思われる」と同水族館大久保修三館長。
このサザエは三重県尾鷲市三木浦の海女が昨年7月25日に捕獲し、みえ尾鷲海洋深層水・アクアステーション(尾鷲市古江町)で飼育され、2月6日入館していたものを春季特別展で一般公開した。大久保館長は「こんなに大きな国産のサザエを見るのは初めて」と入館当時の感想を漏らす。
同展では、巻貝や二枚貝など世界の珍しい生態の貝や美しい姿の貝、生体50種200点、標本38種51点を集めている。泳ぐ貝=ハダカカメガイ、ユキミノガイや光る貝=ウコンハネガイ、大きさで最大の二枚貝=オオシャコガイ、最大の巻貝=アラフラオオニシなどが展示されている。
開館時間は9時~17時。入館料は、大人=1,250円ほか。
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