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三重の季刊誌「NAGI」秋号 マニアックな三重旅を特集

三重の季刊誌「NAGI」秋号 マニアックな三重旅を特集

三重の季刊誌「NAGI」秋号 マニアックな三重旅を特集

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 三重のローカル季刊誌「NAGI(凪) No.98」秋号が9月1日、県内の書店に並んだ。出版は「月兎舎(げっとしゃ)」(伊勢市馬瀬町)。

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 100号で同誌の発行を終了するという同舎。2000(平成12)年の夏、伊勢市が産んだレジェンド投手「沢村栄治(巨人)と西村幸生(阪神)」を特集し創刊した同誌。発行人の吉川和之さんは「創刊以来、ガイドブックなどで紹介されてこなかった三重の資源に光を当ててきたが、今号ではもっとマニアックな視点で県内各地を巡って光を当てたいと企画した」と話す。

 最新号では、お稲荷さんや鉄道遺産、文具店、尾鷲節など9つのテーマで、県内在住の「達人」がテーマごとに紹介する。伊勢市内では、市内なら70余りの稲荷神社を巡ってブログで紹介する桝屋善則さんによる「お稲荷さん」を、愛知県から伊勢に嫁いで伊勢市民になった山本直美さんが伊勢市河崎の瓦屋根の両端にある「隅蓋(すみぶた)」を、それぞれ紹介する。

 坂美幸編集長は「終刊間近となり、改めて三重県の面白いところを再発見してみた。伊勢に意外と多いお稲荷さん、河崎にしかない珍しい建築意匠など、地元の私も『へぇ』と思うことを詳しく調査している人がいたことに、私たちも新たな発見だった」と話す。

 そのほか、志摩市出身の柴原洋一さんの連載企画「原発のない町で」では、東京から紀北町に移住し、その後、奈良県の東吉野村に再移住した漫画家の元町夏央さんを取り上げる。

 価格は720円。三重県内の書店などで扱う。

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