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石破首相、新年恒例の伊勢神宮参拝・年頭記者会見 参拝者の荷物検査徹底

石破首相、新年恒例の伊勢神宮参拝・年頭記者会見 参拝者の荷物検査徹底(撮影=加藤直人)

石破首相、新年恒例の伊勢神宮参拝・年頭記者会見 参拝者の荷物検査徹底(撮影=加藤直人)

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 石破茂首相が1月6日、新年の恒例行事になっている伊勢神宮外宮(げくう)・内宮(ないくう)の両宮を参拝した。

【その他の画像】雨の伊勢神宮、石破内閣が恒例の伊勢神宮参拝

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 当日は伊勢志摩地方にとって新年最初のお清めの雨。雨で清められた神域を石破首相は6人の閣僚らと共に傘を差しながら、宇治橋を渡り正宮まで玉砂利を踏みしめ進んでいった。正宮まで進むと御垣内(みかきうち)に入り、閣僚らと共に深々と頭を下げ、手を合わせた。新年の伊勢神宮参拝は歴代首相の恒例行事。昨年は、能登半島地震の発生を受け岸田前首相が参拝を見送ったことから、総理大臣による年頭の参拝は2年ぶり。

 参拝後、石破首相はボーイスカウト日本連盟伊勢第7団カブスカウト隊とガールスカウト日本連盟三重県第1団ジュニアスカウト部門の子どもたち26人の歓迎を受け、伊勢市立修道小学校4年の磯和琉生(るい)さんと、ガールスカウト代表で津市立片田小学校5年の嶋崎真菜子さんから花束を受け取り、記念撮影を行った。

 その後、記者会見に臨み、石破首相は「全ての皆さまにとって、平和で安全で実り多い一年になるようにお祈りをしてきた。戦後80年の節目に当たり、改めて平和について、平和国家日本のあり方について、国民とともに考える年にしていきたい」とあいさつしたが、広島と長崎への原爆投下から80年になることについての言及はなかった。

 安倍元首相が銃撃された事件を受けて三重県警察は早朝から参拝者の手荷物検査を行い、厳重な警備体制で臨んでいた。雨の影響もあったが、参道では参拝者をできるだけ1カ所に集め、警備が行き届くよう配慮していた。

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