三重県・賢島に会場を移して今年で3回目の大会となる「ミズノクラシック」が11月7日~9日、近鉄賢島カンツリークラブ(志摩市阿児町鵜方)で開催される。6,506ヤード、パー72。
国内唯一の全米女子プロゴルフ協会(LPGA)の公式戦である同大会は、昨年上田桃子選手が7番ホールでアルバトロスを出し、見事逆転優勝したことから大きく話題を集め、上田選手の2連覇がかかった大会としても注目を集める。
LPGA所属選手43人(「ナビスターLPGAクラシック」までの賞金ランキング上位43人)と、日本女子プロゴルフ協会所属選手35人(富士通レディースまでの賞金ランキング上位35人)の出場選手が、優勝賞金21万ドルを懸けて戦う。賞金総額140万ドル。
練習ラウンドがスタートした同4日には、上田選手をはじめ、宮里藍選手、横峯さくら選手など人気選手の顔ぶれも。上田選手はテニスラケットを使った独自の練習法でフォームを調整していた。
上田選手は「賢島は楽しい思い出しかない。(車で来る)道中も、昨年のテンションで臨めるように昨年も聞いてきたスキマスイッチの曲をかけながらみんなで歌ってやってきた。アルバトロスという昨年のような奇跡は起こらないと思うが、相性のいいコースなので優勝を目指したい」と意気込みを見せた。
同大会のギャラリーサービスとして、昨年に引き続き各日、先着700人に同大会オリジナル観戦チェア(提供=三重県下JAバンク・JA三重信連)を、チェア配布後先着300人にミズノオリジナルエコバッグをプレゼントするほか、新たにコース内に設置した3つのスタンプを指定用紙に押印し応募すると非売品の「JPX A25 オリジナルトランプ」がもらえる「ウォークラリー」も予定する。
同4日には選手歓迎レセプションが、5日にはプロアマトーナメントが開催され、7日~8日に予選ラウンド、9日に決勝ラウンドが開催される。前売り入場料は7日=3,000円、8日・9日=4,000円。3日間セット前売り入場券は10,000円で販売している。近鉄は8日・9日、臨時列車を運転する。