三重テレビの人気番組「ええじゃないか!」に喜多さん役で出演中のたなかつとむさん率いる「民族楽団チャンチキ」と、伊勢市出身の3姉妹サックスグループ「ツカモトシスターズ」、度会郡出身の大正琴アンサンブルグループ「エンゼルフィッシュ」による音楽ライブ「新春まつり」が1月17日、伊勢市観光文化会館(伊勢市岩渕、TEL 0596-28-5105)で開催される。主催は、同会館を運営するNPO法人まなびの広場(同)。
三重TV「ええじゃないか!」喜多さん役で出演中のたなかつとむさん率いる「民族楽団チャンチキ」
たなかさんを中心に活動する「民族楽団チャンチキ」は、日本の「民謡」を伝統芸能としての解釈だけでなく、今を生きるポップスとしての新たな姿を追求する。たなかさんは、「ええじゃないか!」のテーマソング、番組内の音楽監修など多岐にわたる活動を展開する。
FM三重レディオキューブ「TsukamotoSistersのSistaLiberty」(毎週日曜12時30分)を担当する「ツカモトシスターズ」は、サクソフォンプレーヤーである父=塚本紘一郎さんから幼少時代に指導を受け、ニューヨーク、カリフォルニアにそれぞれ留学経験を持つ3姉妹。同9日には初CDを発売予定。昨年7月に開いたワンコインコンサートでは1,100人以上を動員した。
「エンゼルフィッシュ」は、2000年に加藤登紀子さんのコンサートで共演。2006年にはハワイ公演も成功させるなど、大正琴の新たな可能性を伝えている。
たなかさんは「三重県で頑張っている人、活躍している人たちと面白いコンサートをやりたい――。単純に3組が出てコンサートをするだけではなくて、ツカモトシスターズのオリジナル曲『Mr Asian Blues』にチャンチキがドラムやベースで、エンゼルフィッシュにも三味線、和太鼓、尺八などで絡んでいく予定。多くの人に演奏を見てもらいたい」と話す。
同NPO法人でコンサート企画を担当する後藤奈保子さんは「昨年たなかさんとエンゼルフィッシュのコンサートを見て、さらにツカモトシスターズの演奏を聴いてファンになった。昨年8月ごろにニューイヤーコンサートのお願いをさせていただき今回、実現に至った。新年から楽しく盛り上がるコンサートになると思う」と期待を寄せる。
開場17時30分、開演18時。入場料は1,800円。