「志摩を元気にしよう会」が昨年12月に企画した映画上映と「てんつくマン」さんのトークライブで得た収益金と、開催時にてんつくマンさんが墨を使って即興で書き上げた長さ7メートルに及ぶメッセージを7月8日、志摩市へ寄贈した。
「てんつくマン」さんが墨を使って即興で書き上げた長さ7メートルに及ぶメッセージと収益金を志摩市に寄贈。「志摩を元気にしよう会」
志摩地域の子どもたちに「まず一歩を踏み出すことの大切さ」を伝えようと開催した同企画は、当日約300人の来場者を集め、対象としていた中学生や高校生の来場者も多く集り、当初の目標を達成したという。
収益金の3万円は、昨年度創設の「ふるさと納税」制度で寄せられた寄付金をいったんプールする「ふるさと応援基金」に寄付。教育・文化事業に活用する。同市が受け取る「ふるさと納税」としては17件目。
同会会長の谷口矢寿子さんは「てんつくマンさんからいただいたメッセージを多くの人に伝えたい。秋には東国原宮崎県知事にお話しをしてもらえないかと現在打診中。とてもお忙しい方なので『駄目もと』でお願いしているが、まずは自分たちが、地域の子どもたちに『あきらめないこと』『駄目だと思わないこと』を示したいと思う。知事の講演会の可能性はかなり低いかもしれないが、一歩踏み出すことの大切さを実践して伝えていくことができれば」と話す。
今月12日には、もっと多くの人に参加してもらえるように「第1回未来を語ろう!BBQ大会」を開催予定。申し込み・問い合わせは谷口さん(TEL 090-5003-6559、E-mail h2ftf@nifty.com)まで。