真円真珠発明100周年を迎えた昨年、その年の3月31日に開催された「ネイチャー100年コンサート」を折り返し地点と考え、100年後の故郷の海や環境について考えていこう――。今年から「ネイチャー99年コンサート」と名前を変え、音楽を通して「志摩の環境」を考えるイベントが7月19日、ともやま公園（志摩市大王町）で開催される。主催は志摩を元気にしよう会。

ネイチャー100年コンサートの新キャラクター（名前募集中）

　今回から、志摩市在住イラストレーターのシャンティーさんデザインによる新キャラクターが登場。「豊かな自然に恵まれたキレイな海に生息する『海ホタル』をイメージし、かわいらしく仕上げた。まだ名前は決まっていないので誰か名前をつけてやってください」とシャンティーさん。

　昨年、志摩自然学校校長の生賀照央さんが唱えた、「自然の理（ことわり）は、すべて己（自分自身）とつながっている」ことを意味する「然理己繋（ぜんりこけい）」の精神をモットーにイベントを開催。同公園の自然豊かな環境の中でアマチュアバンドの演奏や太極拳などを披露するほか、ネイチャー100年コンサートのオリジナルソングの発表も予定する。

　主催者代表の竹内伸樹さんは「地元の大切な宝『英虞湾』。そしてそれを取り巻く環境の全てを大切にしよう。まずは足元から、みんなで環境について考えよう」と呼びかける。イベント開催で生まれた利益は、英虞湾の環境保全活動費として寄付する予定。

　出演者は、松下ちかさん、今西友起さん、ムーヤンさん、山崎豊成さん、剱山啓介＆シリウス＆マーサさんなど。受け付け＝16時30分～、ライブ（1,000円）＝17時～19時30分、交流会（1,000円）＝20時～。問い合わせは同会(TEL 0599-85-0420)まで。

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