人と自然をテーマに杉と楠を使った彫刻展「江幡三香展」-伊勢現代美術館

江幡三香さんの杉と楠を使った木彫。人と人、人と自然とのバランスを表現する。伊勢現代美術館で。

江幡三香さんの杉と楠を使った木彫。人と人、人と自然とのバランスを表現する。伊勢現代美術館で。

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 五ケ所浦にある「伊勢現代美術館」(度会郡南伊勢町、TEL 0599-66-1138)で現在、「江幡三香展」が開催されている。

江幡三香さんの代表作「かげろう」。伊勢現代美術館別館の屋外彫刻館「宇空」に展示。

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 埼玉県出身の江幡三香さんは、カナダ、アメリカ、ニュージーランド、ボリビアなど、国内外の様々な個展、展覧会を開催する女性木彫作家。

 同展は、本館と別館の屋外彫刻館「宇空(うくう)」を利用し、杉と楠を使った大きな作品5点を展示する。人と自然をテーマに、その関係をさまざまな視点で表現する。

 江幡さんは「現代社会の中で、人と人、人と自然のバランスが崩れ、不調和が聞こえるなか、作品を通して何かメッセージを伝えることができれば――自然の木の香りやぬくもりを感じてもらえたらうれしい」と話す。

 夏休み企画として、江幡さんの作品とダンサー、ミュージシャンらのコラボレーション公演「転水プロジェクト」が行われる。7月25日には「二胡演奏会と茶会」も開催予定。

 開館時間は10時~17時。水曜休館。入館料は、一般=500円、大・高生=400円、小・中生=無料。7月14日~17日は夏季休館。9月27日まで。

 本館2階展示室では同月18日~28日「月末よしみんの世界展」を開催予定。

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