愛知県・奥三河を拠点に活動する和太鼓集団「志多ら(しだら)」(愛知県北設楽郡東栄町)が7月12日、伊勢神宮の参集殿・奉納舞台で奉納演奏を行った。
伊勢神宮の参集殿・奉納舞台で奉納演奏を行った和太鼓集団「志多ら(しだら)」
志多らは、2002年第1回東京国際和太鼓コンテスト組太鼓部門で最優秀賞を受賞、日本全国ツアー、全米ツアーなど世界中で演奏活動を続け、2008年全米18カ所でのツアーでは約20,000人を動員する。
奉納演奏は、「志多ら神宮奉納の会」(会長=赤塚仁英さん)が呼びかけ協力し実現した。奉納演奏の前日には財団法人修養団伊勢道場・伊勢青少年研修センター(伊勢市宇治今在家町)に同会メンバーらと研修、宿泊を兼ね、特別公演も行った。
赤塚会長は「『志多ら』太鼓を多くの人に知ってもらいたい。志多らの和太鼓の響きを聞き、体で感じて、日本人であることを思い出してほしい」と話す。
伊勢神宮の参集殿・奉納舞台では、大勢の一般参拝者が太鼓の音に引き寄せられ、演奏に足を止めていた。