志摩市に拠点のあるサーフボードメーカーなどサーフィン関連企業5社とNPOが7月1日、「志摩サーフユニオン」(事務局=志摩市阿児町国府、TEL 0599-47-5058)を結成し、「サーフィン」をテーマとして地域により良いサーフィン文化を定着させようと活動を行っている。
今年8月20日に開催したサーフィン大会「志摩シティーカップ」の主催、8月30日の「志摩コーストガーディアンズ」主催の同市国府地区地震津波避難訓練への参加、定期的な自主開催の海岸清掃活動など、その活動範囲は広い。今後、協同工業会として協力し合いながらサーフィンビジネスの展開も視野に入れているという。
参加している6社はサーフボードを作って販売している「チャージサーフボード」「H.Y.O.サーフボード」「スプリームサーフボード」「グッドオーシャンドライブサーフボード」、ウェットスーツメーカーの「アズールウェットスーツ」、海岸の清掃活動を定期的に行っているNPO「DOON実行委員会」。
代表の奥村義久さんは「サーフィンは自然相手のスポーツなので、ビーチをきれいにすることから始めてきた。地元にもっと健全なスポーツとしてサーフィンを定着していけるように取り組んでいきたい。自治会や行政とのパイプ役になったり、『サーフィン』をまちづくりのキーワードとしてサーフポイントの整備と防災面での整備を行政に提案していきたい」と話している。