志摩市観光協会(志摩市阿児町鵜方、木村圭仁朗会長)は10月3日、磯体験施設「海ほおずき」(同市浜島町)でかわいい「ちびっこ海女」さんの伊勢えびつかみ捕り&バーベキュー大会を開催した。
純白の磯着姿のかわいいちびっこ海女さん。伊勢エビのつかみ取り。
今回で5回目になる同イベントは、10月の伊勢エビ漁解禁に合わせ「伊勢エビの町」を多くの人に知ってもらおうと4年前から始めたもの。
参加した「ちびっこ海女」さんは、県内外から抽選で選ばれた小学1年生の女の子50人。軍手に磯メガネ、純白の海女着をまとった子どもらが同施設の「わんぱく磯」と呼ばれるプールに入り、本物の海女の手助けを借りながら伊勢エビを追いかけた。手づかみで捕まえることに怖がっていた「ちびっこ海女」も、1匹捕まえると自信をつけ、次々と伊勢エビをつかんでいった。
保護者らは、カメラやビデオを片手に「あっち」「こちらよ」などの声援を送った。その後、記念写真を撮り、家族で捕らえたエビやサザエ、ヒオウギガイなどで海鮮バーベキューを楽しんだ。
同市浜島町は、1961(昭和36)年から毎年6月の第1土曜日に、海の幸に対する感謝と大漁を祈願する「伊勢えび祭」が開催され、毎年大勢の人が同町を訪れる。