イタリアのクラシックカーや国内外のスポーツカーによる公道レース「La Festa Primavera2010(ラ フェスタ プリマヴェラ2010)」が4月18日、大阪をスタートし滋賀、三重とコースを取りながら伊勢志摩の道路を走った。4月20日まで。
昨年に引き続き2回目の同大会は、1997年から毎年秋に関東-東北地域を走る日本で唯一の国際クラシックカー連盟(FIVA)公認の公道ラリー「La Festa Mille Miglia(ラ フェスタ ミッレ ミリア)」の姉妹イベント。「古い物に敬意を」「いくつになっても少年の心を」「参加するすべての人々と友情の輪を広げる」をモットーにする。エントリー数58台のうち53台が参加。最も古い車両は1928年製造の「RILEY 9 SPEED MODEL」。
「車のコンディションに合わせて、僕ら(人間)が大会に参加しているようなもの」と話すのは「MASERATI 200SI」(1957年)に乗るタレントの堺正章さん。神戸から親子で参加した「JAGUAR XK120 OTS」(1952年)に乗る坂上英典さんは「中学の時から父の影響を受けてジャガーを7台乗り継いだ(笑)」とそれぞれにクラシックカーへの愛着を言葉にした。
この日のコースは、大阪の梅田スカイビル前をスタートし、御堂筋、大阪市役所(大阪市)、陶芸の森(信楽)、鹿深夢の森(甲賀)、メッセウイングみえ、榊原温泉湯元榊原館(津市)、アスピア玉城(玉城町)、町民文化会館(南伊勢町)、合歓の郷(志摩市)宿泊。
堺さんは「昨年よりも沿道の声援、歓迎が盛大になっていてとてもうれしかった。無事完走して、声援に応えたい」と笑顔でコメントを残した。
19日は、合歓の郷を7時に出発し、鳥羽展望台(鳥羽市)、伊勢神宮内宮、おかげ横丁(伊勢市)、農業公園ベルファーム(松阪市)、道の駅「伊勢本街道御杖」(御杖村)、比奈知ダム(名張市)、月ヶ瀬公民館(奈良市)、上野城、さるびの温泉(伊賀市)、美里庁舎(津市)、鈴鹿サーキット、フラワーガーデンホテル(鈴鹿市)宿泊。
20日、鈴鹿サーキットフラワーガーデンホテルをスタート、農業公園ブルーメの丘(日野町)、彦根城(彦根市)、安土城天主信長の館(安土町)、比叡山延暦寺(大津市)、ロテル・ド・比叡、京都市役所、平安神宮(京都市)、奈良県庁(奈良市)、大阪城、帝国ホテル大阪(大阪市)を目指す。