伊勢神宮の鬼門を守るとされる金剛證寺(伊勢市朝熊町)や八大龍王社(同)などが山頂に立つ標高555メートルの朝熊岳(あさまだけ)の展望公園で現在、「朝熊山つつじ祭」が開催されている。5月16日まで。
「伊勢志摩スカイライン」中腹の「一宇田展望台」のツツジは満開。
今年で20回を数える同イベントは、伊勢と鳥羽を結ぶ観光道路「伊勢志摩スカイライン」の山頂で育つドウダンツツジやジングウツツジなど7種約6,000株のツツジの開花に合わせて毎年開催している。「山の中腹にある『一宇田展望台』のツツジは満開を迎えているが全体的に今年は例年よりも1週間ほど開花が遅れている」と同観光道路を運営する三重県観光開発(津市)の西村さん。
今月16日には「第15回よさこいソーランフェスティバルin朝熊山」も開催予定。「(ツツジの開花は)今週末がピークになるのでは。満開になると、背景に広がる鳥羽湾のパノラマ風景がさらに映える。『パノラマツツジ』を見に来ていただければ」(西村さん)。
現在、朝熊山頂売店(営業時間=8時45分~17時)では、アマチュアカメラマンの岡村廣治さんの写真展を開催中。今月31日まで。
通行料金は、自動二輪車=860円、軽・小型・普通自動車=1,220円。同観光道路の開門時間は6時~20時(金剛證寺開山忌に当たる6月27日・28日は5時~20時)。