うなぎのタレをまぶしたご飯の中にうなぎのかば焼きと卵焼きを入れ押しずしのように押し形で整え、同じタレをつけて炭火で焼いた「うなったれお焦げバーガー」が、伊勢の河崎「だいどこ市」(毎月第4日曜開催)などで人気を集めている。
同商品は、うなぎ料理店「やま虎屋」(南伊勢町五ヶ所浦、TEL 0599-66-0018)店主の山本剛史さんが、「ファストフード感覚でもっと気軽に、うなぎ料理を食べてもらえないか」と試行錯誤の末に考案し、昨年6月に完成させたもの。炭火で焼いた宮崎県産うなぎと卵焼きと大葉にからしマヨネーズが入った「プレーン」とチーズとピクルス、ブラックペッパーなどを入れた「トロトロチーズ」の2種類のテイストを用意した。今年6月に商標登録も済ませた。
山本さんは「だいどこ市では、注文があると客の前で炭火で焼き、焦げ目を付けレタスを巻いてハンバーガーのような感覚で食べてもらっている。毎回完売となっている」と説明する。
同バーガーは、だいどこ市での対面販売のほか、予約注文限定で同店でも提供する。11月からは真空パックに詰めた同商品の販売もインターネットで始めた。
価格は500円。同店の営業時間は11時~14時、16時30分~19時15分。月曜定休。