五ヶ所のこだわりのうなぎ店「やま虎屋」、オープン以来じわじわ人気に

「炭火うなぎ処 やま虎屋」オススメのひつまぶし。まずはうな丼で茶碗一杯。次に薬味を入れてうなぎ混ぜご飯。最後にうなぎ茶漬けに。

「炭火うなぎ処 やま虎屋」オススメのひつまぶし。まずはうな丼で茶碗一杯。次に薬味を入れてうなぎ混ぜご飯。最後にうなぎ茶漬けに。

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 昨年4月にオープンした「炭火うなぎ処 やま虎屋」(度会郡南伊勢町五ケ所浦、TEL 0599-66-0018)のうなぎ料理が、県外からの客に支持され口コミで客足を伸ばしている。

「炭火うなぎ処 やま虎屋」1998年まで旅館営業していた建物。

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 店主の山本剛史さんは、18年間近鉄グループの宝生苑(ほうじょうえん)和食部門に勤務した。2004年に退職し昨年4月、愛知県一色産のうなぎだけを備長炭で焼くこだわりのうなぎ店をオープンさせた。

 先々代は五ヶ所湾で真珠養殖を営み、御木本幸吉のミキモト真珠が「お得意さん」だったという。その後旅館業(1967年~1998年)に転業。屋号の「山虎」はその時から受け継いだもの。同店は旅館の1階部分を改装し新たにうなぎ店として五ヶ所湾のすぐそばに開業した。

 山本さんは「開業にあたり、うなぎのタレは、『これだ』と思ってできたものを宝生苑の調理長も務めた師匠の近藤進さんに最後の確認をお願いし、太鼓判を押していただいた自信作」と話す。「オープンしてから1年が経ち、特に別荘地などに来る都会の人がリピーターで尋ねてくれるようになってきた。イタリアの高級車を横付けして食べに来てくれる人もいる」とも。

 メニューは山本さんオススメのひつまぶし(2,180円)、石焼まぶし(1,900円)のほか、うな重特上(2,300円)、同松(2,000円)など。

 営業時間は11時~14時、16時30分~19時30分。月曜定休。

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