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伊勢神宮外宮勾玉池の奉納舞台がリニューアル-和泉元彌さん狂言奉納

伊勢神宮外宮勾玉池の奉納舞台がリニューアル-和泉元彌さん狂言奉納

伊勢神宮外宮勾玉池の奉納舞台がリニューアル-和泉元彌さん狂言奉納

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 4月7日にオープンした「式年遷宮記念 せんぐう館」(伊勢市豊川町、TEL 0596-22-6263)の付帯施設でもある伊勢神宮外宮・勾玉(まがたま)池の水面に浮かぶ奉納舞台で4月15日まで毎日、開館を祝う奉納行事が行われている。

和泉元彌さんら狂言奉納、伊勢神宮外宮勾玉池で

 同館オープン初日は、伊勢神宮奉仕会青年部による「木やり」が、神宮司庁の楽師らによる舞楽「蘭陵王(らんりょうおう)・納曽利(なそり)」の奉納演舞があった。

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 8日は、舞楽「胡飲酒(こんじゅ)・抜頭(ばとう)」のほか、和泉流20世宗家和泉元彌さんと和泉淳子さん、三宅藤九郎さん、和泉采明(あやめ)さん、和泉慶子(きょうこ)さん、和泉元聖(もときよ)さん、和泉一秀(かずひで)さん一門が、狂言「末広がり(すえひろがり)」と「釣針(つりばり)」の演目を奉納。釣針では4歳の一秀さんの演技に温かい拍手と笑いが起こった。その後、邦楽をポップにアレンジするAUN・Jクラシックオーケストラの奉納演奏が行われた。

 和泉元彌さんは「このようにご縁をいただき狂言を奉納させていただけたことに深く感謝。勾玉池の奉納舞台はビル(建物)が視界に入ってこないため、景色が素晴らしく『古の狂言の姿』を見ていただけたのでは」と話す。

 勾玉池周辺は、渡り鳥などの野鳥たちの楽園。5月下旬~6月初旬にかけ約2000本の花菖蒲が咲く名所となる。隣接する「茜社(あこねやしろ)」愛称「あこねさん」は最近話題のパワースポット。緑豊かで静かな場所としてこれまで伊勢市民のいこいの場でもあった。旧舞台では勾玉池に浮かぶ水上舞台として毎年、「中秋の名月を愛(め)でる観月会」が催され人気が高かった。同館建設工事のため2010年4月から勾玉池への立ち入りが禁止されていたが、同館のオープンと共に再び開放された。

 15日までの奉祝舞楽・奉納行事は、伊勢音頭や地元一色町に伝わる一色能などの伝統的な日本の舞楽や舞踊のほか、鎮守の森コンサートによる弦楽4重奏や、平原誠之さんによるピアノ演奏、くまの天女座矢吹紫帆さんによる天女座コンサートなどがある。

 独特なピアノ演奏で人気が高い平原さんは、グランドピアノを同舞台に設置し演奏するが、設置には舞台に掛かる小さな橋からの運搬しか方法がなく、300キロ以上あるピアノを支えるために橋の補強や、設置してからの調律など何度もシミュレーションを繰り返し、リハーサルなしでの演奏に臨むという。平原さんは「世界平和、自然保護への思いを神様に祈願し、奉納させていただきたい」と思いを込める。

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