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「カレーなのに、どうして鉄板?」-伊勢の飲食店が鉄板カレーをメニュー化

「カレーなのに、どうして鉄板?」-伊勢の飲食店が鉄板カレーをメニュー化

「カレーなのに、どうして鉄板?」-伊勢の飲食店が鉄板カレーをメニュー化

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 「カレーなのに、どうして鉄板?」とメニューを見ると首をかしげる客も、「鉄板カレー」にスプーンを入れると「なるほど」と納得――伊勢の「レストラン い~菜」(伊勢市岩渕3、TEL 0596-25-3114)が4月から提供を始めた新メニュー「鉄板カレー」が人気を集めている。

「レストラン い~菜」の白馬のロールケーキ

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 鉄板カレーには、松阪牛のすじ肉を煮込み、南伊勢町で焼いた竹炭の粉末を入れ黒く仕上げた「黒いカレー」、同町産のヒオウギガイ(あっぱ貝)と奥伊勢で育った伊勢のブランド鳥「七保鳥(ななほどり)」を入れ、豆乳で仕上げた「白いカレー」(以上800円)に、これまでメニュー化していた同店のオリジナル「い~菜カレー」(600円)を鉄板バージョンにした3種類。共通するのは熱々の鉄板にカレーが盛られ、鉄板の底には南伊勢町産の溶き卵1.5個分が入る。

 伊勢の市役所や市民病院、皇学館大学のキャンパスなどの食堂運営や宅配弁当などの事業を展開し、伊勢在住の主婦たちの雇用促進にも力を入れるキャリオン(同)が運営する同店。高橋洋子社長は「鉄板カレーは南伊勢町のおいしい食材を使って何かできないか?と考え完成させたメニュー。溶き卵がご飯とカレーで見えなくなるので、スプーンを入れたときに黄色い卵が現れ、カレーと卵がミックスされておいしくなる」と説明する。

 同メニューは、東京・自由が丘の料理学校「魚菜学園」で3年間アシスタントを務めた主婦が開発。「卵の火の入れ具合を、鉄板の熱さや時間など何度も調整しながら完成させた」とメニュー開発のエピソードを披露する。「少しでも多くの人に食べていただければ」とも。

 カフェ営業時間は10時30分~14時30分(ランチは11時30分~13時30分)。日曜・月曜定休。

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