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伊勢出身小6の上田竜大選手、鈴鹿・カートレースでポールポジションから最下位に

伊勢出身小6の上田竜大選手、鈴鹿・カートレースでポールポジションから最下位に。ゼッケン39番が上田竜大選手。

伊勢出身小6の上田竜大選手、鈴鹿・カートレースでポールポジションから最下位に。ゼッケン39番が上田竜大選手。

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 カートレースの最高峰「2012CIK-FIA世界カート選手権(KF1)」が開催されている鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)国際南コース(1周1.264キロ)で5月19日・20日、伊勢市出身小学6年生11歳の上田竜大(りゅうた)選手が同時開催の「FP-Jr CHALLENGE KART RACE in SUZUKA(FP-Jr)」に挑戦している。

プッシングされエンジン停止した上田竜大選手のカート

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 イタリア、イギリス、スペインなど世界中から選手が集まり、熱戦が繰り広げられているKF1の陰で、次代のチャンピオンを目指して活躍する11~15歳までの選手33人が FP-Jr クラスでしのぎを削って戦っている。

 FP-Jrクラスは、2012年JAFジュニア選手権 FP-Jr東西両地域第1戦の上位6位のドライバーと2011年JAFジュニア選手権 FP-Jr年間ランキング上位10位のドライバーなどが出場するレースで、全国から強豪選手が集まるレースとして注目されている。上田選手は、抽選枠にエントリーし選ばれ、今回が初めて参戦となった。

 練習走行で上田選手は、56.413秒22位と平凡なタイムだったが、マシンの調整を行いQP(タイムレース)で1周55.808秒(平均時速81.54キロ)をマーク。33人中1位で通過した。ポールポジションからのスタートとなった予選レース(8周)では、3周までは上位選手と競り合いながら1~3位をキープ、予選でも1位か?と思われたが、4周目の第4コーナー手前で後続選手にプッシング(後ろから突かれ)されスピンしエンジン停止に。その後レースを続行したが届かず最下位に(プッシングした選手は3位後退のペナルティー)。最終的に20日の決勝レースでは25位からのスタートとなった。

 上田選手は「予選レースでは力を出せなかったが、過去にコースの短いレースで最下位から予選・決勝合わせて22台抜いたことがあるので、(南コースは長いので)3位までには入りたい」とコメントしたが、すぐさま「いや、やっぱり優勝したいです」と発言を訂正、闘志を新たにした。

 20日、上田選手が出場するFP-Jr決勝レースは、16時10分~16時40分、12周のラップタイムで争われる。

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