「これまで食べていたホルモンは何だったのか?まったくの『別物』。このホルモンに出会っていなかったら焼肉店はやっていない」と店主の小西邦明さん。小西さんが8月5日、松阪店に続いて2号店「焼肉ホルモン 四代目まつさか」(伊勢市宇治浦田、TEL 090-3559-4633)を伊勢にオープンさせた。
『別物』のホルモンは、「松阪の有名なすき焼き店で使われている牛のホルモン。真っ白で、処理の仕方も素晴らしく、とにかく惚れました」と小西さん。「A-5とかA-4とかのランクとは別の『特産』とよばれる松阪牛から取れるモルモンを使用。『特産』の松阪牛とは、松阪牛の中でも特に但馬地方をはじめとする兵庫県より生後約8カ月の選び抜いた子牛を導入し、900日以上の長期に渡り農家の手で1頭1頭手塩にかけて肥育されたもの。看板メニューの『トロホルモン』(ノーマル=750円、ハーフ=480円)が一番のお勧め」という。
「伊勢水七輪」とよぶ四日市の万古焼で焼いた七輪をテーブルに設置し、煙と共に炭で焼くスタイル。いすには日本酒を入れるケースを裏返したものを代用し、特注の赤の座布団を敷く。カウンター8席、11テーブル約100席。
そのほかのメニューは、「サンドミノ」「厚切りハツ」「紅ホルモン」(ノーマル=750円、ハーフ=480円)、「白ホルモン」(ノーマル=650円、ハーフ=430円)、「タンステーキ」「上カルビ」(ノーマル=1,500円、ハーフ=900円)、「ミックスホルモン」(ノーマル=1,000円、ハーフ=650円)、「よっちゃんキムチ」(350円)、ハートランド生ビール(500円)、チューハイ(400円)など。タレには、レモン、ポン酢、ワサビしょう油、特製焼肉タレの4種類を用意。
小西さんは「2階席の排煙機能が不十分なのでもう一度換気扇を取り付け直さなければならないなど、まだオープンしたばかりで行き届かない部分がたくさんあり、ご迷惑をお掛けしてしまうが、このホルモンをぜひとも食べていただきたくオープンした。これまでホルモンが食べられなかった人にも食べていただけるはず」とも。
営業時間は11時30分~21時。松阪店(松阪市下村町、TEL 0598-29-2941)は17時~22時。