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「ビスコ保存缶」志摩スペイン村とコラボ、災害時保存食と土産兼ね人気に

「ビスコ保存缶」志摩スペイン村とコラボ、災害時保存食と土産兼ね人気に

「ビスコ保存缶」志摩スペイン村とコラボ、災害時保存食と土産兼ね人気に

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 志摩スペイン村(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)パルケエスパーニャと江崎グリコ(大阪市)によるコラボ商品「ビスコ保存缶」が、土産用と防災・備蓄用を兼ねた商品として人気を集めている。

志摩スペイン村、グリコとのコラボ商品「ビスコ保存缶」

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 赤地のパッケージに「ビスコ坊や」の子どもの顔で親しまれているビスコは、1933(昭和8)年に発売され今年80周年を迎える国民的お菓子。ビタミン(B1、B2、D)、カルシウム、乳酸菌など栄養価も配慮したクリームサンドビスケット。2007年8月発売の「ビスコ保存缶」は、筒状の缶に脱酸素剤を入れ、製造後 5年間の長期保存を実現、防災対策用食品として開発されたもの。同社広報担当によると、2011年度の同商品の売り上げは防災意識の高まりから前年度比10倍になったという。

 コラボ商品は、志摩スペイン村のキャラクターをデザインしたオリジナルパッケージの「ビスコ保存缶」2缶をセットにし、オリジナルシールを付けたもの。1缶にクリームサンドビスケット5枚入りが6パック入る。価格は1,100円。

 同社中根博文営業部長は「東日本大震災発災時、東京ディズニーリゾートはぬいぐるみや食品など売店の商品も提供し、お客さまの安心・安全を第一に考え対応したという。志摩スペイン村でも災害時、同様な対応ができるように万全の体制を整えている」と話す。

 同村では、電源が切断された場合約20分間作動可能なバックアップ用電源の確保、約3日間の非常食の備蓄、安全な避難経路の再確認など3.11以降、防災マニュアルを見直し、万全の対策を取っているという。

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