総合リゾート施設「合歓の郷（ねむのさと）ホテル＆リゾート」（志摩市浜島町迫子、TEL 0120-207-808）が1人前450グラムの伊勢志摩産活（い）き伊勢エビを使った会席料理をセットにした宿泊プラン「一匹450gの活き伊勢海老 御食つ国会席」（1泊夕・朝食付きプラン）を売り出し、人気を集めている。

450グラムの伊勢エビを使った料理

　今年45周年を迎えた同施設。45周年にちなみ数字の「45」にこだわったのが同プラン。通常1人前150～200グラムの伊勢エビを使うところを2.25倍～3倍の450グラムの伊勢エビを1匹使い、半分を刺し身に、残りの半分を3種類の料理法（鉄板焼き、具足煮、塩焼き）から1つを客が選び調理し提供する。食事の最後には伊勢エビの頭とアオサを入れたみそ汁も付く。同施設広報担当者によると、1日限定5室の予約がほぼ埋まっているという。

　同プランのメニューは、鳥羽国際ホテル（鳥羽市鳥羽）で24年、同ホテルで11年の経歴を持つ和食の調理人で同ホテルの総料理長を務める中西眞さんが考案。中西さんは「魚介類の鮮度へのこだわりは漁師だった父親から受け継いだ。常に食材を大切にする気持ちが大事」と話す。「解禁になったばかりで今が旬の伊勢エビをこのお値打ちなプランで食べていただければ」とも。

　料金は、1部屋に2～5人の利用で平日大人1万5,500円、休日1万8,500円。12月28日まで。