志摩スペイン村パルケエスパーニャ(志摩市磯部町、TEL 0599-57-3333)は10月10日、新アトラクション「フェリスクルーズ」を来春3月1日に導入すると発表した。
志摩スペイン村の新アトラクション「フェリスクルーズ」完成イメージ
同アトラクションは、海の見えるコロンブス広場で今年1月末まで営業していた「アドベンチャーラグーン」の跡地を利用し建設、5月から基盤工事を進めていた。「アドベンチャーラグーン」の付帯施設としてあった座礁船「ガリオン船」はそのまま残した。
アトラクションの設定では、座礁したガリオン船の船員がたどり着いたところは、スペインに古くから伝わる幸せのイルカたちが暮らす伝説の楽園「フェリス島」。帰る術がなく船員たちは、故郷スペインへ帰りたいと願いながらもその楽園に暮らし始めた。ある時、長く暮らすイルカたちがその思いを実現させてくれる。
ボードライド(9人乗り)型のアトラクションで、約170メートルのコースを約7分で周遊する。四季折々の花と緑で彩られた水上花壇と浮き花壇や白壁のパティオ、18メートル吹き上がる巨大噴水と大小33基の噴水などで伝説の楽園「フェリス島」を再現する。
関連施設として、5つの噴水で子どもたちが遊ぶことができるアトラクション「チャプチャプラグーン」も併設する。総面積は約6730(フェリスクルーズ=4950、 チャプチャプラグーン=560、ガリオン船=1220)平方メートル。
同村担当者は「新アトラクションは、ファミリー層だけでなく、大人のグループにも楽しんでもらえるようなものとなっている。ご期待いただければ」と話す。