鳥羽港の岸壁すぐに野生の「スナメリ」現る-鳥羽水族館デッキから撮影

鳥羽港の岸壁すぐに野生の「スナメリ」現る-鳥羽水族館デッキから撮影

鳥羽港の岸壁すぐに野生の「スナメリ」現る-鳥羽水族館デッキから撮影

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 鳥羽水族館、ミキモト真珠島、伊勢湾フェリー乗り場(鳥羽市鳥羽)がある鳥羽港の入り江に野生のスナメリが現れている。

鳥羽港に居座り1カ月、野生のスナメリがすぐそこに

 クジラ目ネズミイルカ科スナメリ属のスナメリは、世界で最も小さなクジラ・イルカの仲間。体長170~200センチ、イルカと比べると、顔が丸くクチバシがなく、胸ビレ、尾ビレが大きく、背ビレがないのが特徴。鳥羽水族館では1963(昭和38)年からスナメリの飼育・研究を続け、今年がちょうど飼育50周年に当たる。

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 41年間スナメリの研究を続ける鳥羽水族館の古田正美館長は「これまで三ツ島や小浜、桃取島付近の海で目撃されたことがあるが、こんな岸壁近くまで来たのは初めて。昨年12月31日にプライベートで当館の職員がこの辺りで釣りをしていた時に確認したらしい。私も1月14日には水族館のデッキから5、6頭を目撃した。サッパ(ママカリ)だと思うが、餌となる魚の群れを追ってここまで来て、ずっと居座っているのだろう」と話す。

 同館の飼育員らが毎日つづるブログ「飼育日記」によると、昨年12月9日にスナメリらしい物体を観測した記録が残る。

 古田館長は「伊勢湾には約3000頭のスナメリがいると推測されている。スナメリは背ビレがないため息継ぎで水面に出る時でも分かりにくいが高い位置から観測すると分かりやすいので、水族館のデッキからの観測をおすすめする(笑)」とも。

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